レポート

【イベントレポート】お試し移住×地域貢献ワークショップ~ふらっと地域を訪れ、地域とつながる形を考える

若い世代を中心に、地方創生や地方移住への関心は高まり続けています。しかし、実際に地方創生のための活動を始めたり移住をしたりするのは、案外ハードルが高く感じてしまうもの。

地域に関わることは、本当に難しいことなのか? 今の自分には何ができるのか?

2019年10月26日、そんなモヤモヤを晴らし、同じ関心を持つ仲間と語り合えるイベントを開催しました。共催は会社勤めを続けながら地方で活動できる”福業”プラットフォームを展開する団体・のろし。参加者の皆さまとともに、「お試し移住で実現する地域貢献の形」を考えるワークショップを行いました。

受付が始まると、早速「地方に住むならどのタイプですか?」というアンケートを実施。タイプは「A:都市部×永住」「B:都市部×多拠点」「C:郊外×永住」「D:郊外×多拠点」の4種類。選んだタイプごとのテーブルに分かれて着席し。この時点での人数比は以下の通りでした。

A:都市部×永住⇒1名
B:都市部×多拠点⇒6名
C:郊外×永住⇒2名
D:郊外×多拠点⇒6名
(”多拠点”が人気のようです!)

まずは、のろしの共同代表である吉⽥柾⻑さんより、企画主旨の説明がありました。

「今回のテーマは、本日のイベントだけで完結するものではありません」

今回の企画は地域貢献を考えるワークショップを行った後、参加者の中から数名を選抜させていただき、実際に地方でワークショップの内容を実践し、レポート記事を作成をしていただくというもの。

吉田さんと弊社代表の宮城より、それぞれのろしと『ふらっと住』について紹介した後は、テーブルごとに自己紹介タイム。イベントに参加したきっかけについてのお話も聞こえてきました。

「これまで各地を転々としてきたからこそ、”地元”の重要性を感じている」「インバウンドをサポートしたい。東京だけでなく、いろんな地域で住みやすくなったらいいなと思う」など、それぞれ課題意識や実現したい未来を明確に持っている方々が多いようです。

ワーク①:なぜこのタイプを選んだのか?

ワークショップのパートでは、表現教育の分野で活躍する吉田東洋さんがファシリテーターを担当。「アイディアが詰まったときには私がお助けしますので安心してください!」と、心強い言葉で会場の士気を上げていきます。

1つ目のワークは、それぞれが「なぜこのタイプを選んだのか?」「他のタイプを選ばなかったのか?」という理由を掘り下げ、共有する時間。ワールドカフェ形式で席を移動しながら、他のタイプを選んだ人たちとも意見交換をしていきました。

1周したところで最初のグループに戻り、他のタイプの人たちと話してきたことを共有します。「すぐに都市部に行ける距離なら郊外でもいいかも」「学びたいフェーズの時は東京、活性化などに貢献したいときは地方などそれをローテーションさせるのが一番いいんじゃないか」など、さまざまな気付きがあったようです。

2つ目のワークに入る前に、「地方に住むならどのタイプ?」という質問がスライドに映し出されました。他タイプの人たちの話を聞いて、考えが変わった人は席替えをします。

A:都市部×永住⇒3名
B:都市部×多拠点⇒5名
C:郊外×永住⇒3名
D:郊外×多拠点⇒5名
(5名も移動したみたいですね!)

さて、次のワークは移動後のグループで進めていきます。

ワーク②:「ふらっと住」したくなる企画

休憩を終えると、ワークのお題が発表されました。

「移住」のハードルの⾼さを無くすために 「ふらっと住」はどう展開されるべきか…。⾃タイプの層が「ふらっと住」したくなる企画を話し合ってください!

各グループで60分間がっつりと話し合い、企画内容を紙にまとめてもらいました。

どのグループも真剣な様子。どんな企画が出てくるのか、楽しみですね!

発表タイム

60分間のワークの後は、各グループが考えた企画を発表してもらいました。

A:都市部×永住

ターゲットは「リモートワークが可能な大手企業勤めの人」。「とにかく会社があらゆる費用を出すというところが肝ですね。会社側の視点で、『地方の支店をつくるためのふらっと住』として使ってもらいたい」とのこと。たしかに、会社のバックアップ体制があると、踏み出しやすくなりますね!

B:都市部×多拠点

Bグループが目をつけたのは、「ずっと東京で暮らしてきて、地方に憧れを持っている人や選択肢を増やしたい人」。1ヶ月丸々滞在できる人だけでなく、フルタイムで働く会社員も対象にするという点がユニークでした。「時期がばらけてもいいので、年間通して1ヶ月以上滞在するプログラムにしてはどうかという意見が出た。たとえば山形だったら”芋煮会”のように、各地の特産の農業体験などを通してその土地のことを学ぶ機会がつくれればいいですね」と想像をふくらませていました。

C:郊外×永住

こちらのグループは「都市型の生活をしている人は皆、心の余裕がない」という点に着目。「違う経験、知らない世界に触れてみることが大切。どんなことが足りていないのか。”生き方を見直す時間”、”自分の幸せを考える時間”をつくることがテーマ」だそうです。

グループの中には、実際に北海道で地域おこし協力隊に参加し、自分と向き合う時間を得られたという方も。「地域おこし協力隊の経験を通して、移住に対してリアルに向き合うことができた。その土地の人たちに喜んでほしいとか、何か起こしたいと考えているなら永住が必要」。

D:郊外×多拠点

『住ごろく(じゅごろく)』という、キャッチーなワードが飛び出したこちらのグループ。「まずは気軽に遊びに行く感覚で使ってほしい。『ダーツの旅』みたいに、アプリに行き先を任せることで、普段自分では思いつかないような場所を知ることができる。レポートやレビューを書いてもらうのもいいかも」という楽しそうなアイディアをいただきました。

弊社代表の宮城からも「皆さんの発表を聞いて、改めて『ふらっと住』にはニーズがあるんだなということを実感しました!いろいろな目的にフィットすると思うので、よかったら皆さんも使ってみてくださいね」とコメント。

まとめ

今回は、バックグラウンドはさまざまでありながらも「地域貢献」や「移住」に対する強い想いを持った参加者の方々にお集まりいただき、大盛況のイベントとなりました。

もしかしたら、ワークショップで発表いただいたアイディアの中から、将来的に実現する企画があるかも……!?

ABOUT ME
國井麻美子
國井麻美子
1994年、千葉県生まれ。新卒でIT企業にシステムエンジニアとして入社。クラウドサービスの運用チームでテクニカルサポート・アライアンス業務などに従事。2019年6月からフリーランスとしての活動を開始し、Webメディアのライティング・編集、デザインスクールの運営に携わる。フリーライターの活動を続けながら、2019年10月から株式会社cotreeにて勤務。カスタマーサポート業務を担当している。