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「2拠点生活×地域貢献」記事をまとめてみた① #移住者に聞いてみた

2020年7月から始まった、移住者インタビュー企画「移住者に聞いてみた」。 これまで、全国各地の移住経験者さんに登場いただき、それぞれの移住ストーリーに迫ってきました。 そんな「移住者に聞いてみた」の特集記事第4弾は、2拠点生活×地域貢献特集①です。 都会の生活も好きだけど、地域(地元)にも貢献したい――。 そう考える方も多くいらっしゃると思いますが、イメージが湧かないというのも正直なところでしょう。 この #移住者に聞いてみた に登場いただいた方の中には、都会生活と地域貢献の両取りを実現されている方も多くいらっしゃいます。 今回は3名の事例を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 都会と地方の両取りができるライフスタイル、その実現に向けた第一歩にしていただけると幸いです。 ▼移住前に地域の方と繋がれるサービス「flato」はこちらから https://flato.jp/ 【2拠点生活×地域貢献①】 東京&和歌山県田辺市 奥川季花さん 一人目は、東京と和歌山県田辺市で2拠点生活をする奥川季花(おくがわときか)さん。東京と地元和歌山の両方で活動するパラレルワーカーさんです。 奥川さんの2拠点生活の軸は「林業」。育林業(木を植えたり山を育てたりする)を事業とする和歌山の企業で広報や総務を務める傍ら、林業のトップランナーによる知識やノウハウを集約したWebメディア『ソマノベース』を東京在住のメンバーとともに運営しています。 学生時代から林業の道を志した奥川さんですが、事業開発を経験するために、新卒でソーシャルビジネスの事業を展開する福岡の会社に入社。その後現職への転職が決まったものの、入社まで一年のブランクが生まれることがわかり、一旦大学時代に住んだ京都へ戻ることに。そこで『ソマノベース』を一緒に構想したメンバー全員と東京へ移り住み、かつ現職での仕事も始まったため、その両立のために2拠点生活という形を取っているのです。 また、田辺市は南紀白浜空港から近いため、なんと東京まで2時間もかからず行けるは、なんと1時間30分で行けるそう。 奥川さんに相談すると、和歌山暮らし、和歌山との2拠点生活について色々教えてくれそうですね。 https://flato.jp/media/interview/tokika-okugawa/ ▼奥川季花さんへの移住相談はこちらから https://flato.jp/users/116/profile 【2拠点生活×地域貢献②】東京&長野県塩尻市 湯浅章太郎さん 続いては、東京と長野県塩尻市で2拠点生活を送る湯浅章太郎(ゆあさしょうたろう)さん。塩尻は、東京駅から特急列車で1本で行ける便利な場所です。自らを「地域と東京をつなぐメガネ」を称し、文字通り地域と東京をつなぐためのコミュニティ『Localist Tokyo』を運営されています。 湯浅さんの最大の特徴は、元々塩尻と縁があったわけではないこと。インタビューで「移住するつもりはなかった」と話されていたのですが、2拠点生活の拠点として塩尻を選んだ理由は”人”だと語っています。 都内で5度転職をする中で、都内の若者の地方就職の支援事業をたまたま担当することになった湯浅さん。東京出身で、かつそれまでも地方への関わりがなかったために、なんと地方関連のイベントに100回以上も参加されたそうです。その中で、「都内在住者が都内で情報交換をしたり、コミュニケーションを取ったりする場所がない」と感じて地域と東京をつなぐコミュニティ『Localist Tokyo』を立ち上げました。その後、塩尻でシェアハウスの開業を目指す方に出会い、その魅力に惹かれ拠点として選んだのが塩尻なのです。 湯浅さんは「移住は『人探し』から始めた方がいい」と語っているのですが、それは湯浅さん自身、そしてコミュニティ運営の経験から来ているのでしょう。「人」という部分にピンと来た方には、湯浅さんのインタビュー記事が必ずや参考になるでしょう。 https://flato.jp/media/interview/shoutaro-yuasa/ ▼湯浅章太郎さんへの移住相談はこちらから https://flato.jp/users/32/profile 【2拠点生活×地域貢献③】東京&山梨県北杜市 辻麻梨菜さん 最後は辻麻梨菜(つじまりな)さんです。東京と、地元である山梨県北杜市の2拠点生活を送っています。 東京ではフルリノベーション団地に住みながら地域コミュニティを形成したり、山梨でもイベントやデリを主催するなど、「東京でも地方でも”地方”」な方です。 辻さんのライフスタイルは、これまでの2人とは少し異なるもの。週4日は東京で会社勤務、週3日は地元・山梨県へ里帰りをしながら地域の課題解決に取り組んでいます。 大学卒業後、東京で就職した辻さんは、東京生活に疑問を抱きつつも、「東京生活で培ってきた人脈やノウハウを地元に生かせる方法はないか」と東京&地方の両方を生かす働き方を模索していました。同時期に多くのイベントに参加する中で、たまたま知った「2拠点生活」という言葉にピンと来た辻さん。迷いがあったそうですが、「前例がないなら自分が一人目になればいい」と背中を押され、今のライフスタイルにたどり着きました。 東京と地方両方で「地域貢献」を実践されている辻さんにお話を聞くと、「自分がどんな形で地域貢献をしたいのか?」が見えてくるかもしれません。 https://flato.jp/media/interview/marina-tsuji/ ▼辻麻梨菜さんへの移住相談はこちらから https://flato.jp/users/38/profile ------ 今回、3名の方の「2拠点生活×地域貢献」について紹介しました。 ライフスタイルも働き方も三者三様ですが、共通しているのは「両拠点のいいところを活かしたい」という気持ち。その気持ちをもって、どのようにこの生活を実現させたのか、ぜひこの3名に相談してみてください。 このように、これまでの「移住者に聞いてみた」のまとめ記事を随時投稿していきます。 次回もお楽しみに! ▼「移住者に聞いてみた」の全記事はこちらから https://flato.jp/media/category/interview/ ▼flatoのSNSアカウントでも随時情報発信しています Twitter:https://twitter.com/flato_iju Facebook:https://www.facebook.com/flato.jp ▼移住前に地域の方と繋がれるサービス「flato」はこちらから https://flato.jp/

【イベントレポート】地域と繋がる座談会〜南アルプスの山をまるごと楽しむワーケーション〜

最近、ワーケーションが多くのメディアで取り上げられています。長崎、福岡県民を対象にした意識調査では、回答者の7割が「ワーケーションを利用したい」と回答しました。会社の制度整備や周囲への理解が大きな壁となっているものの、ワーケーションへの関心は高まっているようです。 しかし、「ワーケーションに興味はあるけど利用は難しそう…」と感じる方も多くいます。そこで今回は、ワーケーションをテーマにしたオンラインイベント「地域と繋がる座談会〜南アルプスの山をまるごと楽しむワーケーション〜」を2020年11月27日に開催しました。 今回のゲストは、山梨県南アルプス市在住の青山智彦さんです。東京の飲料メーカーに勤めていた青山さんは南アルプス市に移住後、地域おこし協力隊に転職。その後、「memes outdoor design」を起業し、現在は「南アルプス36~アウトドアの宿 Od-inn~」を運営しています。地域おこし協力隊だからこそできたことや起業経緯などを語ってくれました。   地域資源も登山も楽しめるアウトドアの宿 はじめに、青山さんが起業した経緯について語ってくれました。 青山「学生時代に登山サークルに運営していたのですが、『登山支度ができて気軽に泊まれる施設』がなかったことに不満がありました。車中泊や徹夜移動で体調を崩してしまい、十分に楽しめなかったんです。そんな不満を解決するために起業して立ち上げたのが、『南アルプス36~アウトドアの宿 Od-inn~』でした。ここでは、登山だけでなくBBQ、山菜や山の果実狩り、農作業などのアウトドアを満喫できますよ」 二段階移住で移住の心配をやわらげる ここからは、青山さん、柴田さん、FromTo代表の宮城が参加者からの質問に答えていきました。 ーどのように古民家を探したのですか? 青山「移住前に、地域おこし協力隊の体験ツアーに参加して教えてもらいました。もともと市営の宿泊施設で、入居者がいなかったそうです」 宮城「確かに、地域おこし協力隊はインターネット上に載っていない情報をたくさん持っていますよね」 ー移住で苦労したことは何ですか? 青山「奥さんの説得です。同意をもらうまでに半年以上もかかり、移住へのハードルの高さを感じました。そのため、南アルプスの大自然は子育てにいい環境であることをアピールし、そして、近くの都市に移住してから南アルプスに行くという『二段階移住』をして徐々に慣れてもらいました」 宮城「いきなりの移住はよくある失敗例ですね。青山さんのような二段階移住を取り入れると、家族に理解してもらいやすいでしょう」 ーどのように地域住民と関わっていますか? 青山「地域おこし協力隊のつながりを活用して、いろんな地域住民と関わることができています。もし地域おこし協力隊じゃなかったら、関係性を深めるのは大変だったかもしれません。地域になじみやすく、ローカルな情報を得られるありがたい制度ですよね」 「ふるさと仲人」に会いにいくワーケーション ーワーケーション施設を選ぶ際に気をつけることは何ですか? 宮城「『宿泊施設とワークスペースが連動しているかどうか』です。Wi-Fiが通ってなかったり、IDやパスワードがわからなかったりすると十分に仕事ができません。また、ワーケーション体験ツアーやワークなど、仕事環境を十分に理解できるイベントがあると利用しやすいです」 柴田「ワーケーション施設のWi-Fi完備はもちろん、セキュリティや施設側の配慮も欠かせません。『バケーション』の機能だけでなく、『ワーク』に適した環境が整っているか確認しましょう」 ーflatoの『ふるさとを複数もてる社会を創る』に込めた想いを教えてください。 宮城「いわば『訪れた地域ごとに友達をたくさん作っていく』という感覚ですね。ワーケーションによって、地域に移住・定住しなくてもつながりを作れる可能性もあります。観光地目当てに訪れるのもいいですが、『この人がいるからまた行きたい』と思える『ふるさと』のような地域を見つけてもらいたいですね。flatoでは、地域と移住検討者をつなぐ存在を『ふるさと仲人』と呼んでいます。ぜひ、多くの方がふるさと仲人になってくれたら嬉しいです」 柴田「いいですね、ふるさと仲人!自治体が求める人材だと思いますし、印象に残る呼び名です」 “魅力的な人がいるから地域を訪れる”考えに、参加者は深く納得していました。場所も人も地域を形成する大事な要素なんですね。 ー最後に一言お願いします。 青山「ワーケーションだけでなく、移住相談目的でふらっと『南アルプス36~アウトドアの宿 Od-inn~』を利用してみてはいかがでしょうか。ぜひお待ちしています!」 宮城「移住前に面白そうな地域を探すつもりで、ワーケーションを利用してみてください」 今回のイベントを通してワーケーションを初めて知り、興味をもった方も多いはず。当社サービス『flato』では、全国各地のワーケーション施設をまとめたページを公開しています。この機会に、ぜひ一度サイトへアクセスしてみてください。 青山智彦さんの経営する「南アルプス36~アウトドアの宿 Od-inn~」でのワーケーションは、こちらから申込が可能です。https://workation.flato.jp/workationbase/0000006 次回イベントでは、茨城県鹿嶋市にUターン移住をされた額賀智史さんをゲストに招き、営業職×移住というまた新たな形の移住について伺います!興味のある方は、ぜひ以下画像をクリックしてお申し込みください! 文、グラフィックレコーディング:島内未来編集:西本友

#移住者に聞いてみた 移住×リモートワーク特集①

2020年7月から始まった、移住者インタビュー企画「移住者に聞いてみた」。 これまで、全国各地の移住経験者さんに登場いただき、それぞれの移住ストーリーに迫ってきました。 そんな「移住者に聞いてみた」の特集記事第1弾は、リモートワーク特集。 仕事のリモート化が加速し、地方移住へのハードルもグンと下がったかと思いますが、「実際に移住したリモートワーカーさんはどのようなライフスタイルを送っているの?」と気になりますよね。 そこで、「移住者に聞いてみた」で紹介した移住経験者さんのうち、3名の方の移住×リモートワークの事例を紹介したいと思います! パターン①:移住するためにリモートワーク可の企業に転職 一人目は、山梨県北杜市在住の山本瑞人(やまもとみずと)さん。 宮崎県が本社のIT企業に所属しながら、山梨県でフルリモート生活を送っています。 また、奥様、お子さんと暮らす”パパ”である山本さんは、このような毎日を過ごしています。 5:30 起床 7:00~16:00 仕事 16:00~17:00 副業 17:00~ ファミリータイム 21:00~ 就寝 ※平日のみ ※土日は休み 元々都内に住んでいた山本さんが、移住を考えるようになったのは「子育て」がきっかけでした。 それまでの家では子供がのびのび過ごせない、かと言って都内で引っ越しても家賃が高い…。 そんなジレンマの末、出した答えが「地方移住」だったのです。 移住前からリモートワークに慣れていた山本さんは、「仕事の都合さえつけばどこでも住めるんじゃない?」と判断し、リモートワークを推進するIT企業へ転職し、北杜市へ完全移住をしました。 ある意味”戦略的”とも言える山本さんの移住ストーリーは、一読の価値ありです。 https://flato.jp/media/interview/mizuto-yamamoto/ パターン②:移住するために所属企業にリモートワーク可の許可申請 続いては、静岡県南伊豆町在住の國部華奈(くにべはるな)さん。 山本さんとはまた違った「移住×リモートワーク」の事例として紹介します。 東京のベンチャー企業で経理の仕事をしている國部さんが、結婚相手に選んだのは静岡県下田市在住の男性。 國部さんも、最初から「結婚したら移住する」と決めていたそうです。 元々は退職して移住先で新たな仕事に就くつもりでしたが、いざ探してみると納得のいく仕事が見つからず…。 そこで、勤務先の社長に相談すると、「リモートワークでもいいから仕事を続けてほしい」と。 その結果、所属企業と仕事は変えずに移住を実現することができました。 職場での信頼関係があってこその形ですね。 「移住したいけど、仕事はどうしようかな」と悩む方は、この記事を読むと勇気が持てるはずです。 https://flato.jp/media/interview/haruna-kunibe/ パターン③:所属企業のリモート化を機に移住 最後は、茨城県鹿嶋市在住の額賀智史(ぬかがさとし)さん。 鹿島アントラーズへの愛を抑えきれずUターン移住をされた”アツい”方です。 額賀さんが現在勤めている企業が、新型コロナウイルスの流行を機にフルリモートへ移行。 お母様の体調不良も重なり、最初は東京と茨城を行き来していましたが、2021年8月まで出社不要となったため、東京の家を解約されたそうです。 額賀さんが移住者として特徴的なのは、営業職である点です。 営業といえば、「Face to Faceで会話して関係性を築く」というイメージがありますよね。 東京の会社で勤めながらリモートワークで営業活動を進める、その働き方は気になります。 また、「鹿島アントラーズが好きだからUターン移住した」という純粋な動機も、額賀さんならでは。 そんな、仕事も趣味も制限をかけない額賀さんの移住ストーリーは必見です。 https://flato.jp/media/interview/satoshi-nukaga/ 今回は、3名の移住経験者さんの「移住×リモートワーク」について紹介しました。 3名に共通しているのは、「仕事の都合さえつけば、移住のハードルはグンと下がる」ということ。 リモートワークができると住む場所の自由度は格段に上がりますし、移住のためにリモートワークが可能な会社に転職することだってアリです。 仕事がネックになっている移住検討者の方にとって、少しでも参考になれば幸いです。 このように、これまでの「移住者に聞いてみた」のまとめ記事を随時投稿していきます。 次回もお楽しみに! ▼「移住者に聞いてみた」の全記事はこちらから https://flato.jp/media/category/interview/ ▼flatoのSNSアカウントでも随時情報発信しています Twitter:https://twitter.com/flato_iju Facebook:https://www.facebook.com/flato.jp ▼地方移住版OB/OG訪問ができる「flato」はこちらから https://flato.jp/

【イベントレポート】地域と繋がる座談会〜移住のハードルを解消し、考え行動するとは??〜

進めています。例えば福島県の自治体では、一人暮らし層に向けた移住のスタイルを展開しているようです。新型コロナウイルス感染拡大以前に埋もれていた地域から目が離せません。 地方移住とはいっても、実際どんなメリットがあるのか気になる方も多いでしょう。そこでオンラインイベント「地域と繋がる座談会〜移住のハードルを解消し、考え行動するとは??〜」を2020年10月13日に開催しました。 今回のゲストは、山本瑞人さん。山梨県北杜市に住みながら都内のIT企業でHRサービス事業を担当し、複業でスタートアップのマーケティングをしています。今までのイベントの内容とはまた違い、経済面を中心に話してくれました。 ▼flatoにはこちらからアクセスhttps://flato.jp/ 移住は、目的の整理でハードルが下がる はじめに山本さんが語ってくれたのは、移住を決意したきっかけです。 2018年まで東京都板橋区に住んでいた山本さん。子どもが生まれたとき、「より広々とした部屋に引っ越したい」と思い始めたそうです。しかし希望条件を考慮すると、東京の家賃は非常に高い。そこで家賃を抑えるべく、「地方に住もう!」と移住を決意しました。その後、当時所属していた会社に相談して、オフィスワークからテレワークに切り替えたと言います。 次に、なぜ多くの人が「移住は難しい」と萎縮するのかをわかりやすく解説してくれました。 山本さんいわく、移住により変化するのが「住む場所」「働き方」「文化」の3つ。これらを一緒に考えてしまうがゆえに「移住は人生の大きな選択」と思ってしまうのだそうです。 ですが、山本さんは、「移住の悩みや不安は、意外とシンプルに解決できる」と言います。そのコツは、移住に必要なものの選別。 例えば、移住に求めているものが「住む場所」なら、賃貸の物件から探して住まいの選択肢を狭めていく。また「働き方」であれば、会社に相談し、テレワークに移行できればポジションや収入の変化を不安に思わない。 このように、自分が移住に求めるものを整理すると、引っ越し感覚で気軽に移住できる、ということです。 移住前にローカルルールを確認すべき ここからは、山本さん、柴田さん、角田が参加者からの質問に答えていきました。 ー住んでみてどう感じましたか? 山本「想像以上に快適な生活ができています。移住前に2、3回ほど、キャンプや移住者から対面で話を聞くために北杜市に来ていました。そのため、東京からのアクセスや地域の雰囲気は、移住前からわかっていましたね。実際に、住んでみて不便さは感じませんし、日帰りで東京に買いものや通勤ができますよ」 柴田「最近、北杜市の移住者はかなり増えてますよね。東京へのアクセスがちょうどいいのが、移住先として人気な理由の1つかもしれません。今後は、北杜市に定住する予定なんですか?」 山本「いえ、次の移住もありかなと考えています」 ー移住前にやっておくべきことを教えてください。 山本「自治会のルールを調べることです。移住前に、現地の人から自治体に関する情報を聞いてみましょう。自治会には暗黙の了解で成り立つローカルルールがあり、知っていないと後に苦労します。例えば、自治体の会費やゴミ捨て、また自治会に入らないと行政サービスが受けられないトラブルが発生する場合も」 ここでイベントに参加していた、はじまり商店街でコミュニティビルダーとして働く辻麻梨菜さんが「ローカルルールは地域だけでなく、さらに小さい区によっても違います」と補足してくれました。 柴田「ローカルルールの中に、ローカルルールがあるんですね」 山本「海側と山側でローカルルールが少し異なっていますが、どちらにも共通しているのは、近くに信頼できる住民を住まわせて、組織を形成していると思います」 参加者からは「いざ住んでみないとわからないことが多く、ほんと大変ですよね」と共感の嵐でした。 移住がきっかけで、キャリアを意識しすぎない生活へ ーテレワークする上で、心がけていることは何ですか? 山本「テレワークの場合、『仕事とプライベートの区別をつけるのが難しい』とよく聞きますが、自分で決めた作業時間に沿って仕事をしているので、生活のオン・オフははっきりしています」 柴田「テレワークは、セルフマネジメント次第で過労になることも。自分に合ったワークスタイルは何かを試しながら、確立してもらえたらと思います」 ーオフィスワークが恋しくなるときはありますか? 山本「ありません。家族との生活に軸を置いているため、『会社に行きたい』と思う時間はなく、テレワークでの仕事に満足しています。移住前は、仕事が物事の中心で、自己研鑽のために社内外での交流会等に積極的に参加していました。しかし、移住してからは、仕事に対する執着が次第に薄れていったんです。北杜市には似たような業種の人がいないため、ライバル意識を持たなくなりました。さらに、家賃や生活費を安く抑えられているので、そこまで年収を気にしなくなりましたね」 ー今後、日本社会の動きとして、テレワークからオフィスワークに戻ることはあるのでしょうか? 柴田「組織の幹部の方針によって、大きく左右されるのではないでしょうか。このようなワークスタイルの移行は、会社のビジョンや姿勢に影響が表れそうですね」 山本「私の考えでは、今後テレワークが多くの企業で実施されます。実際に経験してみて、テレワークの方が企業と従業員それぞれに多くのメリットがあると感じたからです。さらに企業は、テレワークの導入でさまざまなコストが抑えられ、今後の方針を見通しやすくなるでしょう」 移住に一歩近づくための工夫 今度は山本さんが参加者に、「移住に踏み切れない理由は何か」と質問。すると参加者からは“子どもの教育”、“配偶者の説得”、“家族の同意”、“テレワーク不可の職業”などとコメントが集まりました。さまざまな事情を抱えながらも、移住に対する強い想いを持って参加してくれたようです。 これに対し角田が、「一人で単身赴任の形で移住した後、他の家族がその土地に移るパターンや、またはその逆パターンで一人を東京に残して移住し、後からその一人が合流した人がいます。このような二段階移住で、徐々に移行していく形もいいですよね」と、参加者の悩みを和らげるような移住の仕方を教えてくれました。 地方自治体が推し進めるワーケーション その後、自治体のワーケーションに対する積極的な取り組みで、話は盛り上がりました。 角田「福島県は、今話題沸騰中の地域。短期・長期の2パターンに分けて、交通費や宿泊費の補助金が出されるそうです。短期なら9割も支援してもらえるそうですよ」 柴田「それはかなりお得ですね!他にも、似たような取り組みが全国各地で動き始めています。ぜひ自治体の支援を活用して、さまざまな地域に訪れてみてはいかがでしょうか。移住先にぴったりな地域が見つかるかもしれませんよ」 ------ 今回のイベントを通して、「移住は難しい」というイメージが少し和らいだのではないでしょうか。当社サービス『flato』では、住む地域も職業もさまざまな移住者の「先輩」に気軽に相談できるので、ぜひ一度サイトへアクセスしてみてください。 10月27日に開催されたイベントでは、2020年春に東京から静岡県浜松市に移住された高垣内文也(たかがいとふみや)さんに、地方での転職や山本さんの「移住論」を思う存分語っていただきました! レポートをお楽しみに! 文、グラフィックレコーディング:島内未来編集:津島菜摘

#移住者に聞いてみた 「言ってみる、会ってみるが夢への第一歩」と語る、山梨県北杜市&東京都在住 辻麻梨菜さんのライフスタイル

今回のflatoの移住者インタビューでは、山梨県北杜市と東京で2拠点生活をしている辻麻梨菜さんにお話を伺いました。 東京で会社員として働きながら、はじまり商店街でもコミュニティビルダーを務めている辻さん。地元・山梨県で友人とデリを出すことも予定し、地元の課題をイベントを通して解決を試みるなど、様々なことでご活躍しています。「多動なライフスタイル」と語る、その真意に迫りました。 フットワーク軽く動くことで開ける道 ー現在の仕事や活動について教えてください。 週4日は東京で会社勤務、週3日は地元・山梨県へ里帰りをしながら地域の課題解決に取り組んでいます。 東京では、正社員と副業ワーカーで構成されているベンチャー企業「株式会社トレジャーフット 」で正社員として働いています。 また、ライフワークとして、はじまり商店街のコミュニティビルダーをやっていたり、地元山梨の地域課題を解決するイベントを開催するなど、幅広く活動をしています。 ー東京ではどのような場所に住んでいるのですか? 東京都足立区にあるフルリノベーション団地「いろどりの杜」に今年の2月ごろから住んでいます。 はじまり商店街が関わっている物件なのですが、団地に住みながら賑わい作りをするような場所なので、「ここで経験を積めば北杜市でも活かすことができるだろう」と飛び込みました。 ー行動力がすごいです!東京ではどんなお仕事をしていますか? 都市部にいる人材と地方の中小企業をマッチングさせる仕事をしています。 その一環で、山梨県や静岡県に行くこともあるので、本業でも地域と関わるような仕事ができています。 ー「東京でも地方」なのが辻さんならではですね。地方との関わりが増えて、どんな気付きがありましたか? 近所の人たちと親密な関係になれることが「心地よい」と感じたことですね。 小さい頃は、田舎特有の近所付き合いが嫌でしたが、大人になってその温かみのある関係性の良さに気がつきました。 「いろどりの杜」に住んでいるのは、「地域コミュニティの親密な関係を東京でも築くことができるのではないか」と考えたためで、今はその実証実験中です。 思い出の故郷が変わってしまうもどかしさ ー新卒入社した株式会社ベネフィットワンでは、どのような仕事をしていましたか? 新卒入社から6年間勤務し、さまざまな部署を体験しました。 最初は法人営業を行い、その後はWEBディレクターや新規事業開発など、様々な部署を経験しましたね。 ーそのとき、どんなことを感じていましたか? 都会暮らしへの疑問、ですかね。 社会人3年目の頃に、「暮らしているだけでお金を浪費してしまう」都会の暮らしが辛くなりはじめたんですね。また、田舎の暮らしや働き方の情報が入ってきて、自分の働き方に疑問を持ち始めたんです。 ーご自身の疑問が大きかったのですね。そこから「地方」へさらに興味を持つきっかけはありましたか? 社会人3年目の時、母校の統廃合の話を聞いたことですね。 それをきっかけに考え方がガラリと変わりました。 ーどのように変わったのですか? その時まで地元に一切関心がなかったのですが、やはり母校がなくなってしまうのは悲しく、一度見に行ったんですね。 すると、私が今まで見てきた地元の風景と”今”が大きく変わっていて、とても驚きました。 ーそれはインパクトのある出来事ですね。以降辻さんはどのような行動を取りましたか? 「地方創生」「移住」と付くありとあらゆるイベントに足を運び、情報をキャッチしに行きました。 「何か私にできないか」と模索していたものの、ひとりでは何もできないので、すでに活動を始めている人と出会いたかったのだと思います。 「言う・会う」を繰り返して、掴んだライフスタイル ー多くのイベントにしてみた結果、どんな気付きがありましたか? 当時、「東京生活で培ってきた人脈やノウハウを地元に生かせる方法はないか」と考えてイベントを回っていたものの、ピンとくるものが少なかったんですね。 そんなある日、東京で「2拠点生活」がテーマのイベントにたまたま参加したとき、「これだ」と感じたんです。 また、2拠点生活をしている方が周りにいなかったのですが、登壇者の話を聞いて「同じようなことをやっている人を探すのではなく、まず自分が実践すればいい」と気付き、そこから自分なりに活動してみようと考えました。 ー当時すでに「これをやりたい」というものはあったんですか? 実はそういったものがなかったため、さらにイベントに足を運びました。そうして接点を増やしていくと、多くの方が声をかけてくれるようになり、気づけば人脈が広がっていました。 ー前職を退職する前に、どんなことをしましたか? 信頼している仲間に、辞めることを打ち明けました。 すると、「一緒にこんなことしてみない?」と声をかけてもらえたりしたので、一緒にアイデアを膨らませたり、一緒にできることを考えて行動したりしていました。 とはいえ、当時は職場環境的にすぐに実践できる多くなかったので、「会社のリソースを使ってトライする」という方法を取っていました。 これもイベントで知った考え方です。 ー「まず小さく始めてみる」ということですね。 ちなみに、今の会社の代表は前職の上司なんです(笑)。 辞める前から副業として今の会社のお手伝いをさせて頂いていたり、半年間ほど並行して準備をしていました。 ーキャリアチェンジ前にやっておいてよかったことはありましたか? 「やりたいことを口に出す」ことと「会いたい人に会いに行くこと」ですね。 そうすることで周りの人たちがアドバイスなどをくれたり、フットワーク軽く動くことで新たなチャンスが巡ってきました。 もちろん予想外の出来事も次々と起きてしまいますが、解決のために奔走していたので、3年間があっという間でしたね。 地元を皆のサードプレイスに ー2拠点生活を始めてみて、どんな変化がありましたか? 以前までは、イベントはライフワークとして行ってきたのですが、最近では山梨県庁さんにお声をかけてもらったりと、仕事にもつながってきています。 また、親友と地元でデリをやろうと企画し実践しているなど、生まれ育った白州での活動も徐々に拡がってきています。 ー辻さんがこれから実現していきたい世界観について教えてください。 あまり大きいことをやりたいというよりは、自分と関わってくれた人が幸せになってほしいと考えています。 東京で関わっていた人たちが、移住だけではなく、2拠点生活の場所として行きたい時に行けるような場、そして私の地元の人と繋がりが持て、地元の人同志も繋がれるような場を作りたいです。 山梨に来てくれる人、地元の人、どちらにとってもサードプレイスになるような場づくりをしていきたいですね。 ー最後に、移住検討者のどのような相談に乗れるか教えてください。 関心があるなら、とにかく足を動かしてみることだと思います。興味があれば、実際にその土地に行ってみることをお勧めします! まず行ってみることで、ネットではわからない生活の様子や現地の人たちの雰囲気などを感じられるので、新たな気づきを得ることができると思います。 ▼flatoはこちらからアクセス https://flato.jp/ ▼辻麻梨菜さんへの移住相談はこちらから https://flato.jp/users/38/profile インタビュー:青木空美子 文:藤戸淳平 編集:りこぴん

#移住者に聞いてみた 「移住のハードルを下げたい」山梨県北杜市在住 山本瑞人さんが貫くリモートワーカーとしての人生

今回のflatoの移住経験者インタビューでは、山梨県北杜市在住の山本瑞人さんにお話を伺いました。 通勤に疑問を感じたことをきっかけに、リモートワークに目覚めた山本さん。 「移住と定住は別」と言い切る山本さんの、リモートワークへの想いと、移住に対する熱い気持ちを語ってくれました。 憧れだった、自然豊かな田舎暮らし ー現在の仕事や活動について教えてください。 あるIT企業で、HRサービスの事業を担当しています。企業の採用業務支援を行うリクルーター業務とと、マーケターとして顧客を増やす2つの業務に携わっています。また、副業でスタートアップのマーケティングも手伝っています。主に、Web広告運用やマーケ施策の考案を担当していますね。 ーお勤めの会社では、「社員のほぼ全員がリモートワーク」だと伺いました。 そうなんです!2019年1月に入社したのですが、僕が山梨県に住んでいることもあり、他の社員とオフラインで会ったことがありません。前職でもリモートワークをしていた時期があったので、かれこれ1年半ほどリモート勤務をしています。 ー今っぽい働き方ですね...!1日の過ごし方が気になります。 土日祝日が休みで、平日は7時〜16時の間で8時間働いています。16時〜17時は副業に時間をあて、17時に子どもを保育園まで迎えに行きます。子どもが帰宅してからは、ファミリータイムですね!ご飯を作り、食べて、お風呂に入って少し遊んだら寝る。5時半〜6時頃起床、21時就寝と、健康的な生活を送っています。 休日は、家族で買い物や公園、川などに行って過ごすことが多いですね。 ー理想的な生活ですね!今の生活で好きな点を教えてください。 自然豊かなところですね。 僕は大阪生まれ東京勤務だったので、田舎暮らしに憧れていたのですが、イメージしていた生活が移住で実現した感覚です。都会に住んでいた頃は、休日に遠出をしてキャンプなどに行っていたのですが、今の家からすぐ山や川、キャンプ場に着くので、もはや生活の一部と化しています。また、田舎だと家賃が安いことも助かっていますね。 通勤への疑問と、リモートワークとの出会い ーもともと大阪で暮らしていた山本さんが、東京勤務になった背景には何があったのでしょうか? 新卒で入社が決まっていた会社で、元々大阪勤務の予定だったのですが、「東京に枠が空いたからそっちで働かない?」と声をかけられたのがきっかけです。驚きはしたものの、それまでずっと大阪で育ち、「いつかは地元以外の場所で生活してみないとな」と思っていたところだったので同意しました。その会社で4年ほど営業マンとして勤務した後、株式会社ベーシックへ転職し、そのまま東京生活を続けた、という流れです。 ー前職でもリモートワークをされていたとのことですが、いつ頃からでしょうか? 退職前の約半年間ですね。後ほど理由を説明しますが、転職と移住を考えていることを素直に会社に伝えたところ、「移住しても仕事が続けられるように」と僕にリモートワークの枠を設けてくれました。なので、移住したはじめの頃は、前職でリモート勤務していたんです。 ー珍しいケースですよね。実際やってみてどうでしたか? 僕自身はやりやすかったのですが、社内で特例的に認められた働き方だったため、マイノリティーとして扱われている感じもありました。そんな中、Twitterで偶然今の会社に出会い、強烈に惹かれて転職をすることにしたのです。また、妻が先に勤めていて、その働き方を間近で見ていたので、触発されたのは大きかったですね。 ーどのような点に惹かれたのですか? リモートワークを全面的に支持しているスタンスですね。テレワークと移住で、僕自身の生活がかなり良くなったこともあり、「僕もリモートワーカーを増やしたい!」と思いましたね。 ーそもそも、リモートワークという働き方を意識し始めたきっかけは何ですか? 東京で広い物件への引越しを考え始めた時、家賃高過ぎ、と感じたのがきっかけです。2DKでそこそこキレイな物件探してたら、時短で働いてる妻の給与ぐらいの家賃で... 当時は板橋に住んでいたのですが、家賃を下げたいと思ったら都市部から離れた場所に物件を探しますよね?和光市ならどうなのか、その先の川越ならどうなのか、どこまで遠くなら行けるのかと。 そこで、ふと思ったんですよね。 「仕事の都合さえつけば、どこでも住めるんじゃない?」って。 幸いWeb業界に身をおいていて比較的リモートワークが身近な立場だったので、その道を模索し始めました。 ーリモートワークに切り替えたことで通勤時間がなくなったと思いますが、どのような効果がありましたか? 通勤が無いメリットは大きいですね。 まずは、夫婦ともにフルタイムで働けたこと。保育園への送り迎えがあると、どうしてもどちらかが時短にならざるを得ませんでした。 また、単純に通勤時間分、私の場合は1日往復2時間ほど費やしていた時間が浮きました。家族との時間や副業に時間を使えるので、とてもありがたいです。 (東京時代の住まいの写真) 家族のために。揺るがなかった移住への想い ー移住について既に触れていただいていますが、移住を考え始めたのは何がきっかけでしたか? 移住自体は、夫婦ともに「いつかはしたいねー」という気持ちではいましたが、仕事があるので現実味をもって検討はしていませんでした。 が、先ほど話したとおり、住宅の都合もありリモートで働く環境を求め、手に入れたことで住む場所の制限がなくなったため、急速に現実味をもって話をはじめました。 ー現在住んでいる場所は、どうやって探しましたか? 実は、山梨県北杜市に住むことは早い段階から決めていました。僕と妻が山があり自然豊かな環境をイメージしていて、北杜市が合致したんです。また、北杜市なら、万が一東京で仕事があっても2時間で行けますし、妻の実家がある埼玉県にも近く、この地理的条件も決め手の一つです。さらに、北杜市は当時、移住したい街として注目されており、移住者人口も多いであろうと思っていたので、これから移住する僕たちにとっては安心でした。 ーイメージがあったからこそ早く決められたのですね。とはいえ縁がない街で、家はどのように探しましたか? 市営団地の新築物件に住んでいるのですが、入居者募集のタイミングで、運よく抽選に当たったんです。子育て世帯向けの賃貸住宅を調べていたときに、ちょうど見つけたのが今の家でした。こればかりはラッキーでしたね。 移住はただの引っ越し。構える必要はない ー移住にあたり、決断に迷う方も多い印象ですが、山本さんはどうでしたか? 迷いはありませんでした。仕事の都合はついていたので、住む場所さえ決まればあとは引っ越すだけ!という気持ちでしたね。 ーすぐに移住を決められた要因は何ですか? 「まず移住しちゃおう」と考えられたことですね。 僕たちにとっては、どこに移住するかよりも、東京から離れて自然豊かな土地で住むことを優先させたので、場所選びで迷うよりも「とりあえず移住する」ことに集中していました。また、リモートワーカーなので、移住した土地に合わなければ、また別の場所に行けばいい。これくらい気軽に考えられたことが要因だったと思います。 ー「移住」に対するハードルを下げることが大切なのかもしれませんね。 「移住」という言葉の裏に、オーガニックや農業のイメージが隠れていると感じています。そういった「移住らしさ」を定義づけてしまうと、かえって移住のハードルを上げる要因になってしまいます。移住によって変わる、仕事、土地、文化など分けて考え、何がリスクになって、逆に何を得られれば必要十分なのかを自分の基準で考えることで、もっと楽に移住を決断できると思っています。 ーflatoの考え方にも通ずる素敵なお話です。移住の前後で、生活面やマインド面の変化はありますか? 外食する場所がないので、自炊する機会が増えましたね。また、意外なことに来客が増えました!東京にいた頃は「いつでも会えるから」と、つい疎遠になりがちでしたが、移住後は友人と会う頻度が増し、今では来訪がイベント化しています。いいことだなと思いますね。 ーありがとうございます。最後に、移住検討者のどのような相談に乗れるか教えてください。 土地に強いこだわりがない方であれば、移住のハードルを下げたお話ができると思います!また、場所選定の基準や家探しの方法についても、お話しできます。 特に、「どこに住むべきか」よりも「どう住むべきか」といった相談は任せてください!「移住」という言葉によってハードルが上がっているだけで、移住は言い換えると「引っ越し」です。単なる土地の問題であって、文化的な背景を含んだ移住を求めていない方には、どのようなネックを解消する必要があるのか、リスク回避の方法、などの相談に乗れると思います。 ー心強いですね。移住検討者が一歩を踏み出せるようなアドバイスがあれば、ぜひ教えてください。 僕は、地方移住がよりカジュアルなものになればと思っています。 移住の裏には「チャレンジする」という意識が隠れていますが、現状から逃げる手段として使ってもいい。田舎では待機児童の問題や高い家賃、人混みや渋滞もなく、東京生活では当たり前に強いられたことから逃げることができます。そのように、都会暮らしが合わなかった方が気軽に移住すれば良いと思います。 仕事以外に制約が少ない状況にあるのであれば、とりあえず移住してみるだけでも価値があります。「あの時やっていれば」と後悔するよりも、まずやってみて合わなければまた元の生活に戻る、くらい気軽に考えてみてほしいです! ▼flatoはこちらからアクセス https://flato.jp/ ▼山本瑞人さんへの移住相談はこちらから https://flato.jp/users/165/profile インタビュー:角田尭史 文:青木空美子 編集:りこぴん
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2020年度版ワーケーション助成・補助金情報まとめ

【2020年度版】ワーケーション助成・補助金情報まとめ

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コロナウイルスの背景で、地方移住の関心が高まってきました。 地方移住支援を提供する、ふるさと開拓サービス「flato」では、以前からユーザー様より「ふらっと気軽に訪れられる暮らしや体験をしたい」というお声を頂いており、この度「flato-ワーケーション」の公開に至りました。 ぜひ、この機会にワーケーションを掲載したいという拠点様はぜひサービス内にある拠点掲載の流れにそってお問い合わせください。 (現在、順次公開していきます。) 「ワーケーション助成・補助金情報まとめ」の背景 ワーケーションが各地で話題となり、各地で自治体と連携した補助金などの情報が出てきました。 しかし、この補助金情報ですが、非常に見つけづらく、また整理されていない問題もありましたので、まとめページを構築しました。 現在は各地域も我々flatoも試行錯誤中で情報も少なく、ただ洗い出した状態ではありますが、今後はワーケーションだけでなく、補助金情報などまとめて"より見やすく"ご案内できることを目指します! ぜひ、ご期待ください!! 表の注意事項 行政の補助金情報は、年々更新されます。この記事自体は2020年度10月31日時点で記載されている内容です。逐次更新していきますが、情報が最新でない場合もございますのでご了承ください。 このページを利用される場合は、引用しリンクをつけることを義務付けさせて頂きます。 また、情報元は各行政に掲載している情報となりますので、本件の詳細は各自治体へ問い合わせお願いします。(そのため、補助金・助成金内容は転載元を表記しています。) 補助金 と 助成金の違い 細かい詳細は省き、ワーケーション補助・助成のイメージで説明すると、以下のようになります。 補助・・・自己負担し、あとで経費分の補助率分が支給。よって、手持ちから出る。支給タイミングは各自治体によって補助内容は異なる。補助額は高く、種類も多い。主に企業向け。 助成・・・定額から減額され、通常価格よりお得となる。よって、手持ち負担は少ない。各自治体によって助成内容は異なる。助成額は低く、種類は少ない。ワーケーション向き。(GoToトラベルなど)、主に個人向け 自治体関係者のみなさまへ 掲載されている補助金情報は、公開されている情報を集めて掲載しております。 ワーケーションに関する掲載情報が無い場合、新しく掲載希望をする場合は、以下よりお問い合わせください。掲載致します。(今後、弊社で新たな仕組みを導入する場合、ご連絡をさせて頂く場合がございます) 全国の補助金情報まとめ 現在、ワーケーションだけでなく「移住・定住」「企業誘致」関連の補助金・助成金なども多く出されています。今回は主にワーケーションに特化しご案内しています(中には企業誘致関連も一部含まれます) 北海道地方 北海道 釧路市(企業向け) 対象自治体(担当課) 釧路市 産業推進室 連絡先 0154-31-4550 実施期間 2021年1月末まで 助成 or 補助 補助 利用条件 4日(3泊)以上滞在 申込の流れ 産業推進室に申請書と必要書類を提出 事業完了後1カ月以内に、実績報告書にて事業の報告をいただき、補助金額の確定後、交付請求書を提出 対象者 釧路市内に事業所を有しない事業者 (市内に事業所がある場合でも、市外の事業所に勤務する者が、市内事業所の業務と別の業務を行う目的で実施する場合は対象) 宿泊費 上限 滞在1週間未満 65,000円/人 滞在1週間以上 85,000円/人 移動費 ワークスペース利用費 転載元 釧路市地域連携型サテライトオフィスモデル事業を募集します   函館市(企業向け) 対象自治体(担当課)  函館市 工業振興課 連絡先 0138-21-3307 実施期間 2020年11月9日・ 16日限定(出発日) 助成 or 補助 助成 利用条件 1日目午後、市が行う視察に参加 (函館市に関する説明、大学や研究施設の視察)滞在中、市が指定するコワーキングスペースで仕事を行う) (2泊3日の場合1か所2時間必須。3泊以上の方は複数施設の利用は必須) 申込の流れ 申し込み先 株式会社日本旅行 東日本法人支店 担当:内田 masaya_uchida@nta.co.jp TEL03-6892-1827 対象者 【3日間以上(最大9日)の「ワーケーション」を実施するモニタリングツアー】 職場のチーム力向上や従業員満足度アップのため、ワーケーションを実施したい 経営者・管理職の方 新型コロナにより在宅勤務となっており、勤務先にワーケーションの申請が可能な方 宿泊費 2泊3日33,000円 3泊4日38,500円 4泊5日44,000円 (最大8泊9日コースまで) ...

浜松は都会?田舎?地方在住フリーランスの暮らしに最適な理由とは?

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こんにちは! 静岡県浜松市で活動をしているフリーライターのNaoです。 私は2013年に東京から浜松に移り住みました。 移住生活も7年目となり、仕事を通じて浜松の暮らしやすさを実感しています。 そこで今回は「都会と田舎のいいとこどり」ができる浜松の魅力をお伝えします。 地方在住フリーランスに嬉しいメリットもたくさんあるので、移住を悩んでいる方はぜひ参考にしてください。 浜松は都会と田舎のいいとこどり みなさんは浜松というと都会と田舎、どちらのイメージをお持ちでしょうか? 私は東京から浜松に来たとき「想像していたよりも都会だな~!」と感じました。 浜松の中心地には商業施設や飲食店がそろっており、電車やバスなどの交通手段も充実しています。 駅周辺は夜でも明るく、人通りもあるので不安に思うこともありません。 その一方で広々とした公園が多く、少し足を延ばすと浜名湖やフラワーパークなど自然を満喫できるスポットがたくさんあります。 都会の利便性と美しい田舎の自然を同時に楽しめることが、浜松の魅力ですね。 商業施設がそろっている浜松駅前 移住してからは、都心と変わらない浜松の便利さに驚かされています。 浜松駅前には駅ビルのメイワンや遠鉄百貨店、ビックカメラなど大型の商業施設が隣接しています。 急に必要となったデジタル機器や取材先への手土産も手軽に購入できるため、いざという時も安心です。 私のおすすめスポットは、メイワン8階にある書店・谷島屋。 話題の新刊から専門書まで幅広くそろっているため、仕事に活用できる1冊が手に入ります。 エクセルシオールカフェが併設しているところも、フリーランスやノマドワーカーには嬉しいポイントです。 浜松市街を一望できるカフェで本を読んだりPC作業をしたりするだけで、最高の気分転換になりますよ。 リーズナブルな家賃で快適な環境に住める 地方在住フリーランスは自宅で仕事をする方も多いですよね。 私も在宅ワーカーなので、快適に過ごせる家選びにはこだわりました。 駅からの距離やコンビニの有無も重要なポイントです。 小学生の娘がいるワーキングマザーでもある私は、子供の通う小学校までの距離や通学路の安全性も気になりました。 さらに自分の生活に合う物件を選ぶ際には「家賃がいくらなのか」も外せません。 家賃は毎月かかる固定費なので、少しでも安いほうが嬉しいもの。 浜松は都心に比べると家賃が安く、ワンルームであれば3~4万円で借りられます。 ファミリー物件も、10万円前後からそろっています。 (ちなみに東京都渋谷区のファミリー物件の家賃は30万円以上……) 現在私は子供の小学校から徒歩5分、駅までは歩いて10分ちょっと、そしてコンビニは目の前という物件で生活中です。 「この暮らしは、都心ではなかなか手に入らないよね」と地方在住フリーランスの生活を満喫しています。 東京、大阪へも新幹線で約1時間半 浜松駅には東海道新幹線が停車するため、東京にも大阪にも約1時間半で行くことができます。 私はリモートワークで仕事をしていますが、定期的に東京のクライアントさんを訪問して打合せをしています。 東京や大阪に行くことで、トレンドを自分の目で確かめたりクライアントさんと直接話をしたりできるため、とても良い刺激になっています。 確かに距離はありますが、新幹線なら移動はあっという間なところも嬉しいですね。 子供が大きくなるころには、都心と地方の両方で活躍できる「2拠点フリーランス」になることが私の目標です。 そのため都心へのアクセスが便利な浜松は、私にとって最適な場所なのです。 最後に 今回は私が暮らす浜松の魅力を、地方在住フリーランスの視点からご紹介しました。 移住を考えるときには自分の目指す暮らし方をイメージして、交通の利便性や商業施設の有無、自然環境との近さをリサーチしてみましょう。 「地方は不便かもしれない」と不安を感じていても、実際に暮らしてみると意外と都心と変わらない生活ができるものです。 家賃の安さや人混みが少ないことなど、地方のメリットもたくさんあります。 本格的な移住をする前に、お試しで短期間暮らしてみるのもおすすめです。 生活をしてみることで、本当に自分に合う土地かどうかがわかりますよ。

【宮崎県児湯郡新富町】二川智南美さんが直感で選んだ移住先が最高だった話 #移住者に聞いてみた

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今回の移住者に聞いてみたでは、宮崎県児湯郡新富町(こゆぐんしんとみちょう)在住の二川智南美(ふたがわちなみ)さんにお話を伺いました。 20代後半に差しかかり将来を考えた二川さんは、偶然と直感、そして行動力を基にして移住を決断しました。移住を視野に入れながらも移住地に迷っている人へ、一歩を踏み出すヒントがあります。 地域の魅力を再発見する広報誌をつくる ー現在のお仕事について教えてください。 地域おこし協力隊として新富町役場の総務課に所属し、広報誌『広報しんとみ』の制作に関わる業務全般を担っています。企画構成から、取材、編集、ライティング、写真撮影、誌面のデザインまで、幅広い業務を担当しています。 ーいつから広報誌のお仕事をされているのですか? 移住後の2019年9月からです。外からの目線で地域に埋もれた魅力を引き出したり、地域で頑張る人々とその背景にある気持ちを伝えたり、新富町の魅力が伝わるように日々改良を重ねています。この仕事は、掲載される側と読者の両者の反応を身近に感じられるので、とてもやりがいがあります。仕事を始めてから1年半以上経ちましたが、新富町は伝えたい魅力が尽きません。 1本の映画が気付かせてくれた移住への本当の気持ち ー地域愛を持って仕事をされていますが、以前はどのような仕事をされていたのですか? 東京の編集プロダクションで5年半編集者として働いていました。ライターやデザイナーへのディレクションを中心に、企画構成やライティングの経験があり、その経験が今の仕事に活きていると感じます。ただ、勤務が終電まで続くことも多く、体力面や精神面で将来を不安に感じることもありました。 ー移住を考えるきっかけがあれば教えてください。 あるとき、旅行先で「おだやかな革命」という映画を観たことです。地域のために地道に努力を重ねる人の姿に魅せられ、「地域で頑張る人や地域の魅力を盛り立てたい!」と移住への決意が固まりました。 ー映画の他にも移住を検討する理由はありましたか? はい。まず、20代後半になり将来の働き方や住む場所について考え始めました。都会で身を粉にして働き続けることへの不安と、自分が育った群馬県の田舎のように、自然のある場所で子育てをしたい気持ちがありました。また、大学で俳句を専攻していたこともあり、「季節の移ろい」を感じられる場所で生活したかったことも理由のひとつです。 経験に裏付けられた直感が導いた移住 ー何がきっかけで新富町への移住につながったのですか? 映画をみた後、偶然友人から誘われた『南九州移住ドラフト会議』への参加が契機になりました。移住を検討し始めたものの、移住地は模索状態。これまでに縁のない場所との出会いを望んでいた自分にとっては助かりました。 ー「南九州移住ドラフト会議」では何があったのですか? 面談や自己PRを経て、球団の新富町(『地域商社こゆ財団』)から1位指名をいただきました。新富町の人とは本指名の直前にある交流会で意気投合したものの、当時は新富町の場所も知りませんでした。そもそも移住先を決めるというよりも、移住に向けた第一歩として、地域の人物と関わるために参加したので・・・。 ードラフト会議が新富町への移住の決定打だったのですか? いえ、指名後に10日間ほど新富町を含めた宮崎の地域を巡った旅行が決め手でした。旅好きで国内各地を訪れていたなか、直感的に住んでみたいと思ったのは新富町が初めてだったんです。新富町では、『地域商社こゆ財団』のはからいで地域課題を解決するワークショップに参加し、観光資源や人の話を聞く機会がありました。そこで、新富町の新しい風を受け入れる姿勢と地域の魅力を体感し、すっかり新富町の虜になってしまいました。 ー新富町には、二川さんが移住先に求める環境が備わっていたのですね。 そうですね。私は、出身地と似た人口2万人前後の規模感に惹かれました。地元とよく似た場所で、育った経験から移住後の生活がリアルに想像できたことが「住みたい」につながったと思います。 後悔しないためには行動が大事 ー新富町の魅力を教えてください。 まずは、日本有数の農業地域で野菜が美味しいことですね。また、神楽や神話といった伝統があるほか、ウミガメが産卵にくる豊かな砂浜もあります。航空自衛隊の基地がある背景から外部者を寛容に受け入れる土壌と、伝統を守りつつ時代に応じた変化に挑戦できる風土も魅力です。地方ですが、都心から遅れているような感覚もありません。 ーその当時付き合いたてだった彼氏さんと一緒に移住したと聞きました。どのように説得されましたか? 彼との交際はドラフト会議で本指名を受ける1週間前から。初デートが新富町だったんですが、そこで私の移住の意思が固まってしまったので、移住をしたい気持ちと新富町の魅力を伝えて説得を繰り返し、二人で移住しようという結論に至りました。いつかは地方で暮らしたいと考えていた彼でしたが、本人も想定より早い移住になったようです。 ー移住して実現できたことはありますか? 仕事は忙しいものの日が明るいうちに帰宅でき、ライフワークバランスも保てるようになりました。距離感が良く、知らない人ともすぐに会話が生まれます。建物で遮られない空や季節の移ろいを感じられる自然、都市部にすぐ出られる立地にも満足しています。 ー仕事もプライベートも好調ですね。逆に困ったことはありますか? 交通アクセスが良くないので、実家に帰るのが大変なことぐらいです。とはいえ、東京ではできないこと(きゅうり収穫など)を体験できる環境があるため、日々充実していますよ。 ーありがとうございます。移住を検討している人へのメッセージをお願いします。 移住をするときは、実際の暮らしを事前に感じてみることが重要です。気になる土地へ行く、その土地の中心人物を探すなど、まずは行動しましょう。後悔しない移住をするためには、移住後の生活をつかむことが大切。自分の譲れないものは何かなども考えて、後悔しない移住を実現させてくださいね。 ▼二川智南美さんへの移住相談はこちらから https://flato.jp/users/345/profile ▼flatoはこちらからアクセス https://flato.jp/ インタビュー:ぱーこ 文:矢井田千秋 編集:西本友

【福岡県福岡市】木村公洋さんが語る、移住先の人と移住前からつながる重要性 #移住者に聞いてみた

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今回の移住者に聞いてみたでは、福岡県福岡市在住の木村公洋(きむらきみひろ)さん(Twitter)にお話を伺いました。 東京で育った木村さんが移住先に選んだのは、地方都市である福岡市でした。移住前につながりを作ったことで、不安のない移住が実現。地方都市への移住を考える人の参考になること間違いなしです。 東京での仕事を手放し福岡へ ー現在のお仕事について教えてください。 主にライターとして、大手企業のWebメディアから個人のポートフォリオに載せる文章まで、取材を通して「想い」を言語化する仕事をしています。他にも、スタートアップ企業を支援するプログラムのメンター(アドバイザー)や、クラウドファンディングのプロデューサーとして共感を得る文章の作成など、人に関わる仕事が多いですね。 ー仕事や仕事環境は移住前と変わりましたか? はい。元々は放送作家としてテレビ・ラジオの報道・情報番組の企画構成、クイズ番組の問題を作成していました。ただ、2019年秋にはテレビの報道の仕事を辞め、7年間続けたラジオ局での仕事も移住を機に辞めました。 ー仕事を辞めてまで移住しようと思ったのですか? そうですね。ラジオ局での仕事だけが現地へ行く必要がありましたが、ライターの仕事がオンラインで完結できていたんです。「あれ、東京で暮らす意味ってないのかも」と、だんだんと移住の気持ちが固まっていき、「今こそ仕事環境を変える機会」と腹を括って2020年秋にラジオの仕事を辞め、放送作家の看板も外すことにしました。これで移住への勢いもつきましたね。 飲み会のために東京と地方を往復して得られた縁 ー移住を考えはじめたきっかけを教えてください。 飲み会でのご縁がきっかけです。数年前から、友人に誘われた飲み会のためだけに、東京から飛行機に乗って地方を往復していました。フットワークの軽い自分が好きで、飲み会目的の長距離移動も話のネタになると思って参加していたんです。何度か福岡での飲み会に参加し、おもしろい人たちとのつながりや知り合いが増えるなかで、「いつかは移住したい」と考えるようになっていました。 ー移住を本格的に決めたのはいつごろですか? 取材が全てオンラインになった2020年3月頃です。高い家賃を払っているのに、家とラジオ局との往復しかしていないことに気づき、「東京じゃなくてもいいな」と感じて移住を決めました。 ー仕事が大きなきっかけだったのですね。何を基準に移住先を探しましたか? 東京までのアクセスが良く、日常生活の利便性が高い地方都市を軸に探しました。僕は東京で育ち、車のない生活が基本。今も運転免許を持っていませんし、便利な都会が好きです。また、気軽に人に会える場所に住みたいと考えていました。福岡市であればすでに人とのつながりがあり、都会の割に家賃が安かったことにも惹かれましたね。 ーなぜ東京へのアクセスを重視したのですか? いきつけの美容室が東京にあり、月1回程度は上京する必要がありました。僕の髪型を20年間任せている美容師さんがいるため、美容室は変えたくなかったんです。それに、ほとんどの情報はインターネットで収集できますが、直接会うことでしか得られない情報もあります。東京に知人が多いので、そのタイミングで人と会ったり仕事ができるといいなと思いました。 ーそれでラジオ局での仕事も辞め、移住に向けて動き始めたのですか? そうです。福岡市での住居を探し始めたのは仕事を辞めてから。中洲や天神などの繁華街で探し、知人に紹介してもらった不動産屋さんのおすすめ物件に決めました。11月中旬に東京の荷物をまとめ、下旬には引っ越しました。 福岡の魅力は「人」と「利便性」 ー移住前の不安や移住後に困ったことはありましたか? 移住するまでに相談できる人間関係ができていたため、困ったことはありませんでした。また、移住後も人とのつながりを作れる自信があったことから、不安もなかったです。 ー良い人間関係が安心につながったのですね。福岡市の魅力を教えてください。 まず、コンパクトな町で交通の便が良いことです。自宅から繁華街の天神までは徒歩圏内で利便性が高い。かつ、東京と比べてタクシーの料金が安く、夜も終電を気にせずに過ごせるようになりました。生活コストが低いことも魅力ですね。 ー実際に住んでみてどんなことを感じましたか? 福岡の時間の流れは、東京に比べてゆっくりだと感じました。東京にいたときは、異様な早さで時間が流れていたと感じます。僕自身は、移住してからスケジュールにゆとりを持つようになり、自由な時間や自分に向き合う時間も増えました。自分の体感では、睡眠の質もあがって体調も良くなりました。今では福岡市をホームと思えるようになっていますし、東京から福岡に戻ってきたときにホッとする自分がいるんです。 移住前から「人」とのつながりを ー移住前後で、人との関わり方は変わりましたか? 時間に余裕ができたので、人と会う機会を増やすようにしました。どこに住んでいても変わらず大切なのは、人とのつながりです。人との出会いが経験値を上げ刺激を生むと思っているからです。そのため、仕事でもプライベートでも人からの誘いや出会いの機会を逃さないよう、オンラインだけでなく対面で会う機会を作るように心がけていますね。 ー移住を検討している人へのメッセージをお願いします。 僕は、移住先を選ぶ決め手は「人」だと考えているため、移住前から人との関係を作ることをおすすめしています。どのぐらいの人とつながりがあるのか振り返ってみて、なければ作っていきましょう。移住先でも相手の行動を待たずに自分から溶け込む努力が必要です。 ーありがとうございます。木村さんは移住検討者のどのような相談に乗ってくれますか? 人との関係作りについては相談に乗れます。人は考え方も価値観も多様であることを理解して、決して相手を否定しないことが大切です。すぐに距離感を縮めたい気持ちも分かりますが、まずは心地の良い距離から少しずつ縮めてくださいね。 ▼木村公洋さんへの移住相談はこちらから https://flato.jp/users/348/profile ▼flatoはこちらからアクセス https://flato.jp/ インタビュー:ぱーこ 文:矢井田千秋 編集:西本友

【福岡県福津市】理想の子育てを実現!小関美穂さんに聞く「子育て移住計画」 #移住者に聞いてみた

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今回の移住者に聞いてみたでは、福岡県福津市在住の小関美穂(こせきみほ)さん(Twitter)にお話を伺いました。 ファミリー世代である小関さんの移住は、Uターンを希望する旦那さんがきっかけでした。子育て移住を成功させるための入念な移住計画は、ファミリーで移住を検討している人の参考になること間違いなしです。 移住を見据えたキャリア形成 ー現在のお仕事について教えてください。 株式会社allpersonalという会社で、事業の業務効率化と生産性向上を担う『Chief Productivity Officer|最高生産性責任者』としてフルリモートで勤務しています。以前はフリーランスとして関わっていましたが、現在は正社員として働いています。 ー小関さんは、メイクから人事と大きくジョブチェンジをされたと聞きました。人事の仕事はいつから始めたのですか? 2011年の春です。メイクの仕事は新社会人の時に、美容部員としてスタートしましたが、メイク関係の最後のキャリアはクリエイターのマネージャーでした。メイクアップ、ヘア、スタイリスト、フォトグラファー、ネイリストなどのクリエイターの夢をどのように叶えるかという戦略設計を二人三脚で取り組み、人が成長する姿を間近で見たとき、人事の仕事に興味を持ったんです。 ーメイクの仕事からどのようにキャリアを積んだのですか? 1つ目の会社には派遣社員として入社。最初に雇用形態にこだわらなかったことで、人事経験を順調に積むことができたと思っています。2021年2月からフリーランスとして業務委託を請け負ってましたが、現在の会社には移住のことも伝えたうえで、社員として入社しました。 ーフリーランスに転向したあと、すぐ正社員に戻ったのはなぜですか? 正社員になった理由はいくつかあります。一番大きな理由は、自分が地域でやりたいと思ったことと、誘っていただいた会社でやれることがシンクロすると感じたことです。 ほかにも、フルリモートで仕事ができたり、子どもが今年4月から入園し仕事の時間を確保できたこと。注文住宅を契約し、住宅ローンを組むためには正社員が有利だと思ったこと、などです。   十分な準備と思い切りで実現した移住 ー移住を検討し始めたきっかけを教えてください。 2018年頃、夫が実家のある福岡県福津市へのUターンを希望したことがきっかけです。移住前は千葉に住んでいました。子育ては自然の中でしたいという考えがあり、私自身が福岡に2年間住んだ経験から、また住みたいという気持ちも強かったですね。 ー移住への準備はいつから、どんなことをされていたのですか? 夫がUターン希望を伝えたタイミングから準備を始めました。移住を実現するために身に着けるべきスキルは何か、職種的な市場はどうかなど、人を紹介いただいて色んなお話を伺いました。その中で仕事や住む場所について調べたり、引越しの時期や費用、子供の入園に伴う手続きなどを徹底的に調べたり。どうすればコストを低く抑えられるかを考え、着々と準備していました。 ー実際に移住をするにあたって、不安なことはありましたか? 関東と比較した情報格差、教育格差、希望のタイミングで保育園に入れるかが気になってはいました。現在ではオンライン化が進んだこともあり、さほど問題ないと感じています。色々検討しましたが、最後は思い切りで移住に踏み切れたところもありました。 ー移住する際に家を買うことは決めていたのですか? いえ、移住前は賃貸か建売住宅にするか悩んでいました。夫婦でフルリモートワークのため、各自の個室があることが必須の条件だったんです。納得できる物件はなかなか見つかりませんでしたが、ご縁が重なり、年内に注文住宅が建つ運びとなりました。 ー理想の生活のためには、注文住宅が最適だったということですね。 はい。建売住宅をいくつか見学するなかで、気に入った工務店と分譲地に出会いました。関東では考えられない広さと価格の家だったので、思い切って購入しました。 理想の子育てができる福津市 ー福津市に住みたいと思った理由はなんですか? 理想の子育てを実践したいと思ったからです。子どもには、自立した人に育ってほしいと思っています。自立できる人は「挑戦できる人」だと考えていて、挑戦するためには自己肯定感が必要です。福津市では、学校運営に地域が参加するコミュニティスクールや、地域自治の仕組みの「郷づくり」など多世代の人と触れあえる環境があります。多様性を認め合える環境で自分を確立できたら、揺るぎない自己肯定感が育つのではないかと思いました。 ー福津市が自分の理想の子育てができる場所だとわかったのですね。 そうですね。また、福津市は海上貿易と塩田で繁栄した街なので、よそ者を受け入れる文化があります。転入者がどんどん増えていて、30〜40代のファミリー世代が多いという土壌も、子育てにとってメリットだと思いました。 ー福津市の魅力を教えてください。 山や海といった豊かな自然が全部揃う環境と、博多まで30分という立地の良さです。ウミガメが産卵するほど綺麗な水質の海があり、22kmにも及ぶ海岸線の景色に魅せられて移住する方もいると聞きました。遠浅の海で、条件が揃えばウユニ塩湖のような『かがみのうみ』を見ることもできます。ほかにも、漁港では新鮮な魚が手に入り、野菜も地産地消でおいしく頂けます。広い家に住むことができるのも魅力ですね。 少しずつ調べれば移住の不安は解消される ー実際に移住してみて気づいたことはありますか? 毎日海や山を見れるので、落ち着いて過ごせることですね。子どものお迎えに行ったときに、夕日がきれいだなと思ったら浜に行ける距離に住めるのは贅沢だと思います。また、私も夫も仕事がフルリモートで通勤時間がないため、家族の時間をしっかり取れるようになりました。 ーありがとうございます。移住を検討している人へのメッセージをお願いします。 リモートワークが増えている世の中で、都会に住む理由がなくなってきた方も多いのではと思います。自分の幸せを追求して移住をすると、生活の質が大幅に向上すると感じています。移住を検討している方は、自治体が展開する移住支援のサービスを調べてみてはいかがでしょうか?子どもがいる家庭でいきなりの移住は難しいですが、少しずつ調査すれば必ず乗り越えられると思います。 ー最後に、小関さんなら移住検討者のどのような相談に乗れますか? 移住者とのつながりが多くあるので、私が架け橋となることができます。また、キャリアコンサルタントの資格と経験を活かして、転職などで悩んでいる方の力にもなれると思います。   ▼小関美穂さんへの移住相談はこちらから https://flato.jp/users/347/profile ▼flatoはこちらからアクセス https://flato.jp/ インタビュー:ぱーこ 文:矢井田千秋 編集:西本友