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#移住者に聞いてみた 2021年1~3月まとめ

2020年7月から始まった、移住者インタビュー企画 #移住者に聞いてみた 。これまで、全国各地の移住経験者さんに登場いただき、それぞれの移住ストーリーに迫ってきました。2021年も3ヶ月が終わる、そして年度末となる今日、1~3月に掲載した #移住者に聞いてみた のまとめをお届けいたします! この3ヶ月で紹介させていただいた移住者さんは10名。それぞれの経緯で現在の地域にたどり着き、それぞれの形で活躍されています。その方々を一挙紹介するので、気になる記事があればぜひチェックしてみてくださいね。 ▼移住前に移住相談ができる「flato」はこちらから https://flato.jp/ 東京近郊への移住 移住を検討するとき、大都市への距離も判断材料の一つになることがあります。特に、東京からの移住を考える方は、東京との距離は気になりますよね。今回は、東京近郊へ移住された4名の方の事例を紹介いたします。 神奈川県鎌倉市在住 渡辺健太郎さん 1人目は、神奈川県鎌倉市在住の渡辺健太郎(わたなべけんたろう)さん。フリーランスでカメラマン/ライターをされており、基本は自宅で、必要なときには都内に出向く生活をしています。鎌倉は移住先として人気エリアなので、検討している方はぜひ参考にしてみてください。 ▼渡辺健太郎さんのインタビュー記事はこちらから https://flato.jp/media/interview/kentaro-watanabe/ 千葉県いすみ市在住 ちーちゃんさん 2人目のちーちゃんさんは、地元である千葉県いすみ市に、結婚を機にUターン移住されました。ちーちゃんさんは渡辺さんと違って、いすみを中心とした生活を送っています。都内まで1時間ほどでアクセスできるいすみ市はどんなところなのか、気になる方はちーちゃんさんにぜひ聞いてみてください。 ▼ちーちゃんさんのインタビュー記事はこちらから https://flato.jp/media/interview/kobachan_22/ 埼玉県秩父郡横瀬町在住 橋本未来さん 3人目は、埼玉県秩父郡横瀬町在住の橋本未来さん。橋本さんは、フリーランスとして動画&WEB制作をおこないながら、横瀬町に移住してから移住コーディネーターの仕事を新たに始めています。また、築100年の古民家にリノベしながら住んでおられ、「東京から近い地域で古民家暮らしができるの!?」と興味を持った方には耳よりな記事となっています。 ▼橋本未来さんのインタビュー記事はこちらから https://flato.jp/media/interview/mirai-hashimoto/ 静岡県三島市在住 山森達也さん 特徴的なのが、4人目の山森達也(やまもりたつや)さん。静岡県三島市に移住されたのですが、東京の会社へ新幹線で通勤されています。コロナによってテレワーク化が加速し、新幹線をたまに使って快適な生活をされているようです。 ▼山森達也さんのインタビュー記事はこちらから https://flato.jp/media/interview/tatsuya-yamamori/ 愛媛への移住者が3人も!? 続いては「愛媛特集」なのですが、意図して特集を組んだわけではありません。愛媛へ移住された3名が同時期にインタビューに協力いただいたためで、本当にたまたまです。これも何かの縁だと思うので、読者の皆さんもぜひ愛媛にご注目ください。 愛媛県松山市在住 今野正輝さん まず1人目は、県庁所在地の松山市から今野正輝(こんのまさき)さん。所属するオンラインサロンのメンバーに会いに愛媛に旅行したことが、愛媛移住の最初のきっかけだそう。過去の旅行の思い出を振り返り、そこから移住先を考えるのも手かもしれませんね。 ▼今野正輝さんのインタビュー記事はこちらから https://flato.jp/media/interview/masaki-konno/ 愛媛県今治市在住 川瀬知世さん 続いて2人目は、今治市在住の川瀬知世(かわせともよ)さん。テレワーカー向け移住補助金制度を活用されたという、何とも気になる経緯をお持ちの方です。テレワークが普及して、住む地域の幅が大きく広がっている今、このような補助金は大きな決め手となりそうですね。 ▼川瀬知世さんのインタビュー記事はこちらから https://flato.jp/media/interview/tomoyo-kawase/ 愛媛県宇和島市在住 荻原悠佳さん 最後3人目は、宇和島市在住の荻原悠佳(おぎはらゆか)さん。結婚を機に縁のなかった愛媛に移住されており、宇和島での生活を「とんびの鳴く声が響くのどかな暮らし」と称されています。都会で生まれ育った荻原さんが愛媛に移住してどんな変化があったのか、ぜひ記事を読んで確認してみてください。 ▼荻原悠佳さんのインタビュー記事はこちらから https://flato.jp/media/interview/yuka-ogihara/ 地方での新たな働き方 最後の特集は「働き方」。働き方が多様化するこの時代において、地方で新たな働き方にトライする方が増えています。以下3人の記事を読むと、「こんな働き方もアリなんだ」と新たな発見があるでしょう。 滋賀県長浜市在住 山瀬鷹衡さん 1人目は、滋賀県長浜市在住の山瀬鷹衡(やませたかひで)さん。フリーランスとしてWEBメディアの編集長をしながら、農業やイベント運営などをおこなっている方です。中でも「ライスイズコメディ」というお米作りを楽しさを伝える活動は、読むだけでもワクワクしますよ。 ▼山瀬鷹衡さんのインタビュー記事はこちらから https://flato.jp/media/interview/takahide-yamase/ 長野県佐久市在住 小松瑞季さん 続いては長野県佐久市在住の小松瑞季(こまつみずき)さんですが、南佐久郡小海町で3年間勤めていた頃のお話を伺いました。「地域おこし企業人」という制度を使って、東京の会社に勤めながら地域でも活動されていたという、興味深い経験を持つ方です。テレワークが普及したこの時代において、その働き方を先取りしていた小松さんのお話は必見です。 ▼小松瑞季さんのインタビュー記事はこちらから https://flato.jp/media/interview/mizuki-komatsu/ 北海道札幌市在住 梶沼翼さん 最後は、北海道札幌市在住の梶沼翼(かじぬまつばさ)さん。梶沼さんはご自身で会社の代表を勤めながら家族との時間も大事にされており、その秘訣は「仕事・作業・家族・健康の4つに分けた時間管理」だそうです。「地方で子育てしたいけど仕事も諦めたくない」という方に参考になる記事になっています。 ▼梶沼翼さんのインタビュー記事はこちらから https://flato.jp/media/interview/tsubasa-kajinuma/ ----- 今回は、2021年1~3月にインタビューをした移住者さんの記事を紹介しました。4月から新年度が始まりますが、今後のキャリアや生活について考え始める方もいるではないでしょうか。その中で、地方移住を検討されているそん方がいましたら、この記事が少しでも参考になれば幸いです。 皆さんの新年度が豊かになるよう、flato一同お祈り申し上げます。 ▼「移住者に聞いてみた」の全記事はこちらから https://flato.jp/media/category/interview/ ▼flatoのSNSアカウントでも随時情報発信しています Twitter:https://twitter.com/flato_iju Facebook:https://www.facebook.com/flato.jp ▼移住前に移住相談ができる「flato」はこちらから https://flato.jp/  

【愛媛県今治市】川瀬知世さんが実現した理想のライフスタイル、そして愛犬との移住 #移住者に聞いてみた

今回の移住者に聞いてみたでは、愛媛県今治市在住の川瀬知世(かわせともよ)さんに(instagram/ブログ)にお話を伺いました。 会社員卒業と同時に世界一周の旅に出て、帰国後にライフスタイルを優先した働き方に変えるとともに、移住へ気持ちが傾いていった川瀬さん。愛犬との移住、そしてテレワーカー向けの移住支援制度の活用など、気になる話が盛りだくさんです! 週休4日の理想のライフスタイルを実現 ー現在のお仕事について教えてください 2年前にフリーランスになり、現在は営業や企画の仕事をしています。 ーフリーランスは働き方が自由なイメージがありますが、川瀬さんはどのような働き方をされていますか? 自分自身のライフスタイルを大切にしたいので、仕事は週3日だけに留めています。残りの週4日のうち、平日は漢方スタイリストとして薬膳料理を紹介したり、趣味のヨガや移住ブログ、ハンドメイドなどを。週末は夫や2匹の犬とのんびり過ごすことが多いですね。 ーこのライフスタイルは、いつごろから意識されていたのですか? 世界一周旅行をした2015年頃ですね。新卒で入社したリクルートでは、夜遅くまで働くのが当たり前の、いわゆる仕事人間でした。退職後の世界一周旅行を通して、それまでの自分は利益や効率重視の考え方をしていたこと、そして自分の身体に対する気遣いや、人生を楽しむ余裕をなくしていたことに気付いたんです。 ー大切なことですね。帰国後はどんなことをされていたのですか? まず、ハワイで出会ったヨガのインストラクター資格を取りました。仕事は自身のライフスタイルに合った働き方ができる、「HONEY」という雑誌の営業をしました。仕事を通してヨガのイベント運営や身体に良いものを紹介するうちに、今一番興味を持っている漢方や薬膳にも出会い、漢方スタイリストの資格も取得しました。 ー行動を積み重ねて今のライフスタイルがあるんですね。現在お住まいの愛媛県今治市の魅力を教えてください。 なんといっても綺麗な海と白い砂浜が近くにあることですね。車があれば、山に遊びに行くこともできます。今年は珍しく寒いのですが、普段は温暖な気候で、晴れの日が多いと聞いています。また、車で少し走れば各県で魅力の違う四国旅行を楽しめますし、しまなみ海道を渡れば関西まで足を伸ばせる距離なんです。次は、車ごとフェリーに乗って九州にも行きたいと考えています。この他だと、生活費と家賃が手頃なのも魅力ですね。   Googleマップをフル活用した移住地探し ー移住を考え始めたきっかけは? リモートワークになったことが大きいですね。夫もフリーランスなので、2人とも仕事を変えずに移住ができる状態にあったんです。夫婦ともに海が大好きで、毎日犬の散歩もするので、「白い砂浜と青い海のビーチに、歩いて10分以内で行けるところに住みたいね」と2人で話していました。 ー白い砂浜と青い海!素敵ですね。どうして海のそばにこだわったのですか? 私の場合は、生まれ育った環境からの反動ですね。私が生まれ育った岐阜県には海がなく、かつ実家は川に囲まれていて、川にかかった橋を渡るのに大人の付き添いが必要なところにありました。その環境に子どもながら強い閉塞感を感じていたので、海を見ると憧れと開放感から今でもテンションが上がるんです。 ーどんな地域が移住先の候補に上がりましたか? 最初に検討していたのは沖縄ですが、調べてみると意外と家賃が高いことがわかりました。さらに、中型犬OKで理想としていた一戸建ての物件がほとんどなかったんです。実際に沖縄に行ったときに、普天間基地の辺野古移設の話も友人から聞いて気になり、もっと自分たちに合った場所があるのではと考え始めました。 ー残念でしたね…。その後どういう基準で移住先を選んだのか気になります。 沖縄断念後、「どうせ移住するなら、心配ごとの少ない土地にしよう」と考えるようになりました。私たちが希望していた海まで徒歩10分の地域は、津波の心配が伴います。そこで、南海トラフ沖地震の際に津波予測が5m以下で、原発から80km以上離れているところを探しました。 ーすごく具体的ですが、どのような手段で場所を探していったのですか? GoogleマップとGoogle Earthをフル活用しました!まず住宅情報サイトのMAP表示で海沿いの物件をくまなく検索し、気になる物件があったらGoogle Earthで周辺の街並みや、白い砂浜があるかをチェックしました。最後に、Googleマップで海から物件が徒歩で10分程度にあるかを確認する、という手順ですね。 仕事ごと移住できる!テレワーカー定住移住支援施策 ーなるほど!そんな活用法があるんですね! はい。その結果、山口県・岡山県・愛媛県が候補にあがりました。その中でも、愛媛県今治市にはテレワーカーを対象とした補助金の制度(『新しい働き方推進に伴う定住支援事業費補助金』)があったんです。補助金制度は現地での就労が条件になることが多いのに対し、今治市の助成金は当時かなりレアな制度でした。ありがたい制度だったので、今治に即決しましたね。残念ながらこの制度は本年度で終了するそうです。 ー川瀬さんご夫婦にぴったりの補助金制度ですね!実際移住して、どんな変化はありましたか? 犬の散歩ルートが充実しました。朝と夜の2回1時間ずつ散歩をしていますが、犬たちも嬉しそうにしていますよ。また、ハンドメイドが趣味になったのも移住してからですね。 ーハンドメイドでは、どんなものを作っているのですか? 犬の散歩中に集めたススキや木の実を使ったリースを作っています。制作している最中は童心に帰っているようで、夢中になれて本当に楽しいですよ。また、漢方スタイリストとしてヘルシーなレシピなどを紹介していますが、料理の写真撮影にも私が作ったドライフラワーが大活躍しています。 大切なペットとの移住計画はまかせて! ーこれまで転勤が多かったそうですが、転勤と移住を比べて何か大きな違いはありましたか? いえ、違いはないですね。確かに、神奈川から愛媛への長距離移住でしたが、これまでの転勤の引越しと同じです。 ーその考えも踏まえて、移住を検討している人へのメッセージをお願いします。 私たち夫婦のように、住む土地が変わっても仕事が変わらなければ気軽に移住はできます。そのためにも、助成金や補助金の制度をきちんと調べて活用することを強くおすすめしたいです。 ー実際に川瀬さんにはどんな相談に乗ってもらえますか? ペットを連れての移住についてですね。人間については、普通の引越しと何も変わらないのですが、ペットについてはやることが多くあります。私は中型犬2匹を連れた飛行機での引越しを経験しているので、実際の移動に必要な細かい手順もお伝えできます! ▼川瀬知世さんへの移住相談はこちらから https://flato.jp/users/300/profile ▼flatoはこちらからアクセス https://flato.jp/ インタビュー、文:ぱーこ 編集:角田尭史

【愛媛県松山市】「悩み続けた僕が初めて悩まなかった」 今野正輝さんの地方移住 #移住者に聞いてみた

今回の移住者に聞いてみたでは、愛媛県松山市在住の今野正輝(こんのまさき)さん(Twitter)にお話を伺いました。 松山の心地よさに惹かれた今野さんは、赴くままに横浜からの移住を決意。「今すぐに移住はできない」という考えが変わったきっかけについて語ってくれました。 自分らしさを発揮できる松山生活 ー現在のお仕事について教えてください。 フリーランスとして、オンラインセミナーの企画から運営配信、ライター、WEBサイト制作などのWEBコンテンツ制作を行っています。 ー幅広くお仕事をされているんですね。メインのセミナー配信はいつ頃から、どのようなきっかけで始められたんですか? 2020年5月頃からです。それまではWEB制作やライティングの仕事を請け負う傍ら、アルバイトで就職支援事業に携わっていました。その中でオンライン企業説明会の企画に携わったことをきっかけに、個人でもお仕事をいただくようになったんです。 -オンラインが主体のお仕事ですが、どのような働き方をされていますか? セミナー配信の際は会場に出向くこともありますが、基本は自宅での仕事がほとんどです。稼働日や勤務時間帯は自由に決めています。 ーお住まいの松山市の魅力について教えてください。 自然を近くで楽しめることですね。車があれば、海や山まで30分で行けます。また、松山は四国で一番大きな都市で、市街地は店が充実しているため、生活に困らないことも魅力の一つです。 ー休日はどのように過ごしていますか? 海や山までドライブして写真を撮ったり、家で楽器を弾いたりしています。また、在宅勤務が続くと運動不足になるため、運動やストレッチの時間も取るようにしています。 「移住は難しい」と感じた初めての愛媛旅行 ー社会人1年目からの流れを簡単に教えてください。 新卒で専門商社に営業職として入社しましたが、数ヶ月で体調を崩して退職してしまいました。その後は職に就いたり離れたりを繰り返すなど、仕事や働き方について悩みが尽きませんでした。 ー具体的にどのように悩んでいたですか? 「正社員として働かなければならない」という固定観念から悩み続けた時期が5〜6年続きました。精神的にも不安定になり、今振り返ると「自分がどう生きたいのか」という視点でキャリアを考えられていない状態でしたね。 ー苦しい時期を経験されていたんですね。その後、転機となる出来事はあったのでしょうか? はい。仲の良い友人に相談する機会があり、最初は非難されるのかと思っていたのですが、その時に「早く言ってくれればよかったのに」と笑顔で言ってくれたのは大きかったですね。自己開示をしたことで心が軽くなり、徐々に自分軸での生き方を模索できるようになりました。 ー松山とは、いつどんなきっかけで縁が生まれたのですか? 2019年、松山在住の方が主催されているオンラインサロンに参加したことがきっかけです。メンバーそれぞれの悩みを皆で解決する時間があり、そこでとことん自己開示をしたことでフィードバックをたくさんいただき、色々な気づきがありましたね。 ーその活動のなかで、移住を意識されるようになったのですか? いえ、始めから移住しようと決めていた訳ではありません。最初は仲良くなったサロンメンバーに会いに行くために2019年に初めて愛媛に行ったところ、とにかく居心地が良く、心で通じ合う感覚を持てたんです。そこで「松山に住めたらなぁ」と思いはしましたが、住まいや仕事への不安の方が大きく「今すぐに松山に住むのは現実味がない」と思っていましたね。 「流れに乗るしかない」と移住を決めた2度目の愛媛旅行 ーその後、どのような経緯で再び松山を訪れたんですか? 愛媛旅行の後、以前より挑戦したかった一人暮らしを東京で始めようとしたのですが、入居時に契約のトラブルがあり、契約破棄となってしまったんです。その過程で疲れてしまい、少し休もうとおもいきって2週間ほど愛媛に旅行に行くことにしました。 ー2度目の愛媛旅行ではどんなことをされたんですか? 松山の方と仕事をしつつ、その合間で会いたかった人に会ったり、瀬戸内の離島と松山市内のゲストハウスを転々として過ごしていました。そんなある日、作業をするためにたまたま入ったカフェで店長さんと仲良くなり、併設されたマンションのチラシをもらったんです。その後、タイミングよくマンションのオーナーを紹介いただき、「住める部屋はあるよ」と。 ー急展開ですね…! そうなんですよ。また、周りの人に自分の経験を伝えることで、新たな仕事をいただくこともできました。住まいも仕事も愛媛で持てそうだったので、これは移住するしかないと思ったんです。 ー流れるように移住が決まったように見えますが、それはどうしてなのでしょうか? 「松山に移住することに対して悩まなかった」からだと思います。これまで仕事や人生について悩み続けてきましたが、初めて「そういう流れなんだな」と自然に思えたんですよね。松山の居心地の良さにも後押しされ、「なんとかなる」と決断できました。 悩まなかったことが移住の決め手に ー移住準備にあたり大変だったことはありましたか? 実家がある横浜から松山までの移動は大変でしたね。片道だけで約1000キロあり、兵庫県の知人宅を経由して2日間かけて車で移動しました。物理的には大変でしたが、住まいや仕事、気の知れた仲間がいるのは安心につながりました。 ー移住後に感じた、今野さん自身の変化を教えてください。 初めて一人暮らしをしたことにより、自分の新しい一面を発見しました。たとえば、ストレッチを大切にする自分や実は温泉が好きな自分など。自分のことを意外と分かっていなかったんだなと思いましたね。また、困ったときに人を頼ることができるようにもなりました。人との出会いやつながりを通して、「自分は愛されている」と実感することができ、人からの愛を受け取れるようにもなった気がします。 ー最後に、移住検討者に向けたアドバイスはありますか? まずは「お試し移住」から始めることをおすすめしたいですね。私の場合、初めから移住を決めていたわけではありませんが、移住前に現地の人とのつながりを持てていたからこそ、安心して移住できました。また、移住にあたり困ったことがあったら、怖がらずに声を上げて相談してほしいなと思います。 ▼flatoはこちらからアクセス https://flato.jp/ インタビュー、文:菊池真代 編集:西本友

「この地を愛そう」。愛媛県宇和島市在住 荻原悠佳さんの想いに迫る #移住者に聞いてみた

今回の移住者に聞いてみたでは、愛媛県宇和島市在住の荻原悠佳(おぎはらゆか)さん(Facebook)にお話を伺いました。 大阪と東京で「成長」を求めてキャリアを積んできた荻原さん。縁のなかった宇和島への移住を経て「地域を愛する想いが成長につながる」と気付いたそうです。 とんびの鳴く声が響くのどかな宇和島暮らし ー現在の仕事や活動について教えてください。 夫のお父さんが代表を務める水産流通業の会社に勤務し、その中で総務を担当しています。将来的に夫が後継ぎとして代表となる予定のため、彼をしっかり支えられるようビジネス全般の知識習得にも励んでいます。 ー現在住んでいる宇和島はどんなところですか? 宇和島城があり、城下町として有名です。また、四国88か所巡りでお遍路さんがよく訪れるからか、外から来る人をもてなす文化もあります。 ー現在の生活で気に入っているポイントはどこですか? 春には山菜、冬には里芋といった旬の野菜を楽しめることです。今まで都市部での生活が長く、「旬の野菜」を意識したことがありませんでした。また、宇和島は海と山に囲まれ自然が豊かです。とんびののびやかな鳴き声を聴くと、のどかさを実感できますよ。 移住のきっかけは「拠点」への憧れ ー大学卒業後のご経歴について教えてください。 地元である関西の地方銀行で営業職を経験したのち、進路選択やキャリアに興味があったことからリクルートに転職し、教育事業に携わりました。リクルートでの3年間は本当に濃い時間でしたが、一方で人生設計に悩む時期でもありましたね。 ーどんなことで悩んでいたんですか? 結婚とキャリアについて、です。また、東京本社の方と仕事をする機会が多く、「東京って面白い人がたくさんいるんだなぁ!」と刺激を受けたこともあって「心機一転、20代最後の年に上京するのも面白いかも?」と思っていました。 ー何が東京に行くきっかけになったのですか? 大阪の社会人サッカーチームの仲間だった今の夫に転職相談をした際、「姉が東京で会社をやっているから会ってみないか?」と言ってくれて。その後、彼のお姉さんから「もし良かったら、一緒に働きませんか?」とお声がけいただきました。会社や商品のブランドを創りあげていくお仕事が魅力的だったことや、彼のお姉さんが女性経営者としてすごく素敵だったことから、「この人の近くで学ばせていただきたい」と思い、転職を決めました。 ー旦那様とは、その段階からのつながりなんですね。東京での生活はどうでしたか? 本当に充実していました。本業の仕事はもちろん、様々な学びの機会に積極的に参加したり、本業以外にも複業にも挑戦したりして、いろいろな方とのつながりができました。東京での出会いは財産といっても過言ではありません。 ー充実した生活のなか、地方暮らしを意識した経緯を伺いたいです。 大阪・東京と、いわゆる都会で過ごしてきた中で、子供の頃から抱いていた「拠点」を持つことへの憧れが大きくなっていたんです。また、前職で宇和島市のシティブランディング事業に公募し、地方の街の魅力を引き出すプロジェクトにも携わりました。その中で地方への興味が深まったと思います。 義父の言葉で決めた現職への入社 ーその後、結婚を機に東京から宇和島に移住されましたが、どのような経緯で移住されましたか? 結婚の少し前に義父が体調を崩されたんです。義父は会社の代表なので、夫の中で「父のそばにいて経営を学びたい。もっと宇和島本社のことを知らなければ」という気持ちが強くなったようです。それで、夫から「来年の6月には一緒に来てほしい」と言われました。さらに、4月に愛媛で行った挙式直後に緊急事態宣言が発令されたんです。東京に戻れなくなり、「これもタイミングだし、このまま移住しようか」と夫と話して決めました。 ー移住の準備にあたり、大変だったことはありましたか? 新しい環境に飛び込むことに抵抗がなく、すんなり受け入れられましたね。また、移住当初は義理の実家の「はなれ」のような場所をお借りして生活していて、みんなで一緒にご飯を食べたりすることも多くて。義理の実家の皆さんは、私が淋しくならないようにすごく気をかけてくださいました。だからこそ、あまり困るようなことがなかったのだと思います。 ーお仕事に関しても、スムーズに現職に飛び込まれたんでしょうか? いえ、仕事は決まっておらず、義父の会社で働くか、フルリモートでつながりのある方々と仕事をするかずっと悩んでいました。 ー悩んだ中で、最終的に現職に決めるまでの過程を教えてください。 尊敬している義父の会社とはいえ、「後継ぎの嫁」という立場もあり、一生勤め上げる強い覚悟がいると考えていました。かつ、これまで大阪・東京と、常に新しい情報が入ってくる環境で働き、学びを通じて自身をアップデートしてきました。色々な企業や仕事を経験してきた私にとって、1つの企業に勤め上げることで「自分らしさ」のようなものを失ってしまうのでは、と恐れていたんです。加えて、その時すでにフルリモートでのお仕事も始まっていてすごく学びが大きかったので、現職に入社することでそういったつながりが切れてしまうのは悲しいな、と思っていました。 それでも覚悟を決められたのは、義父が私の価値観を理解して、働き方や仕事の内容をよくよく考えてくださっていることが分かったこと、そして「息子を支えてほしい」というお言葉があったからです。 「まず愛すること」で自分を変えられる ー移住前後に感じた、荻原さん自身の変化を教えてください。 「仕事や住む場所を変えれば、自分は変えられる」という考え方から、「この町で成長するために、内側から自らを変えていこう」と思うようになりました。 元々課題や違和感に気付きやすいタイプなのですが、まず受容して関わり方を変えてみようという考えに変わりましたね。「この地を愛そう」と決意しました。 ー「愛する」という姿勢の大切さに気づかれたのは、どのようなきっかけからですか? 夫との会話からです。ある時、母が愛情たっぷりの手紙を送ってくれて、それを夫に見せたんです。すると、「あなたは無条件の愛を受け取ってきたんだね。こんなにも愛情を受けてきたあなたは、同じように人を愛してあげられる人だと思うよ」と、言葉をかけてくれました。 そこから、私の周りの人たちや、この町に対しても「受け入れられたい」という姿勢ではなく、「無条件で自分から愛してみよう」と思うようになりました。 ー素敵なお話ですね!最後に、荻原さんから地方移住を検討されている方にメッセージをお願いします。 愛したい地域を決めること、そして拠点を決めたら愛すると決めてみてほしいです。移住したら、不便なことや理想通りにいかないこともたくさんあります。でも、苦しいときや違和感を感じるときこそ、愛を持って地域と関わってほしいと思いますね。 ▼荻原悠佳さんへの移住相談はこちら https://flato.jp/users/106/profile ▼flatoはこちらからアクセス https://flato.jp/ インタビュー、文:菊池真代 編集:西本友
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2020年度版ワーケーション助成・補助金情報まとめ

【2020年度版】ワーケーション助成・補助金情報まとめ

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コロナウイルスの背景で、地方移住の関心が高まってきました。 地方移住支援を提供する、ふるさと開拓サービス「flato」では、以前からユーザー様より「ふらっと気軽に訪れられる暮らしや体験をしたい」というお声を頂いており、この度「flato-ワーケーション」の公開に至りました。 ぜひ、この機会にワーケーションを掲載したいという拠点様はぜひサービス内にある拠点掲載の流れにそってお問い合わせください。 (現在、順次公開していきます。) 「ワーケーション助成・補助金情報まとめ」の背景 ワーケーションが各地で話題となり、各地で自治体と連携した補助金などの情報が出てきました。 しかし、この補助金情報ですが、非常に見つけづらく、また整理されていない問題もありましたので、まとめページを構築しました。 現在は各地域も我々flatoも試行錯誤中で情報も少なく、ただ洗い出した状態ではありますが、今後はワーケーションだけでなく、補助金情報などまとめて"より見やすく"ご案内できることを目指します! ぜひ、ご期待ください!! 表の注意事項 行政の補助金情報は、年々更新されます。この記事自体は2020年度10月31日時点で記載されている内容です。逐次更新していきますが、情報が最新でない場合もございますのでご了承ください。 このページを利用される場合は、引用しリンクをつけることを義務付けさせて頂きます。 また、情報元は各行政に掲載している情報となりますので、本件の詳細は各自治体へ問い合わせお願いします。(そのため、補助金・助成金内容は転載元を表記しています。) 補助金 と 助成金の違い 細かい詳細は省き、ワーケーション補助・助成のイメージで説明すると、以下のようになります。 補助・・・自己負担し、あとで経費分の補助率分が支給。よって、手持ちから出る。支給タイミングは各自治体によって補助内容は異なる。補助額は高く、種類も多い。主に企業向け。 助成・・・定額から減額され、通常価格よりお得となる。よって、手持ち負担は少ない。各自治体によって助成内容は異なる。助成額は低く、種類は少ない。ワーケーション向き。(GoToトラベルなど)、主に個人向け 自治体関係者のみなさまへ 掲載されている補助金情報は、公開されている情報を集めて掲載しております。 ワーケーションに関する掲載情報が無い場合、新しく掲載希望をする場合は、以下よりお問い合わせください。掲載致します。(今後、弊社で新たな仕組みを導入する場合、ご連絡をさせて頂く場合がございます) 全国の補助金情報まとめ 現在、ワーケーションだけでなく「移住・定住」「企業誘致」関連の補助金・助成金なども多く出されています。今回は主にワーケーションに特化しご案内しています(中には企業誘致関連も一部含まれます) 北海道地方 北海道 釧路市(企業向け) 対象自治体(担当課) 釧路市 産業推進室 連絡先 0154-31-4550 実施期間 2021年1月末まで 助成 or 補助 補助 利用条件 4日(3泊)以上滞在 申込の流れ 産業推進室に申請書と必要書類を提出 事業完了後1カ月以内に、実績報告書にて事業の報告をいただき、補助金額の確定後、交付請求書を提出 対象者 釧路市内に事業所を有しない事業者 (市内に事業所がある場合でも、市外の事業所に勤務する者が、市内事業所の業務と別の業務を行う目的で実施する場合は対象) 宿泊費 上限 滞在1週間未満 65,000円/人 滞在1週間以上 85,000円/人 移動費 ワークスペース利用費 転載元 釧路市地域連携型サテライトオフィスモデル事業を募集します   函館市(企業向け) 対象自治体(担当課)  函館市 工業振興課 連絡先 0138-21-3307 実施期間 2020年11月9日・ 16日限定(出発日) 助成 or 補助 助成 利用条件 1日目午後、市が行う視察に参加 (函館市に関する説明、大学や研究施設の視察)滞在中、市が指定するコワーキングスペースで仕事を行う) (2泊3日の場合1か所2時間必須。3泊以上の方は複数施設の利用は必須) 申込の流れ 申し込み先 株式会社日本旅行 東日本法人支店 担当:内田 masaya_uchida@nta.co.jp TEL03-6892-1827 対象者 【3日間以上(最大9日)の「ワーケーション」を実施するモニタリングツアー】 職場のチーム力向上や従業員満足度アップのため、ワーケーションを実施したい 経営者・管理職の方 新型コロナにより在宅勤務となっており、勤務先にワーケーションの申請が可能な方 宿泊費 2泊3日33,000円 3泊4日38,500円 4泊5日44,000円 (最大8泊9日コースまで) ...

浜松は都会?田舎?地方在住フリーランスの暮らしに最適な理由とは?

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こんにちは! 静岡県浜松市で活動をしているフリーライターのNaoです。 私は2013年に東京から浜松に移り住みました。 移住生活も7年目となり、仕事を通じて浜松の暮らしやすさを実感しています。 そこで今回は「都会と田舎のいいとこどり」ができる浜松の魅力をお伝えします。 地方在住フリーランスに嬉しいメリットもたくさんあるので、移住を悩んでいる方はぜひ参考にしてください。 浜松は都会と田舎のいいとこどり みなさんは浜松というと都会と田舎、どちらのイメージをお持ちでしょうか? 私は東京から浜松に来たとき「想像していたよりも都会だな~!」と感じました。 浜松の中心地には商業施設や飲食店がそろっており、電車やバスなどの交通手段も充実しています。 駅周辺は夜でも明るく、人通りもあるので不安に思うこともありません。 その一方で広々とした公園が多く、少し足を延ばすと浜名湖やフラワーパークなど自然を満喫できるスポットがたくさんあります。 都会の利便性と美しい田舎の自然を同時に楽しめることが、浜松の魅力ですね。 商業施設がそろっている浜松駅前 移住してからは、都心と変わらない浜松の便利さに驚かされています。 浜松駅前には駅ビルのメイワンや遠鉄百貨店、ビックカメラなど大型の商業施設が隣接しています。 急に必要となったデジタル機器や取材先への手土産も手軽に購入できるため、いざという時も安心です。 私のおすすめスポットは、メイワン8階にある書店・谷島屋。 話題の新刊から専門書まで幅広くそろっているため、仕事に活用できる1冊が手に入ります。 エクセルシオールカフェが併設しているところも、フリーランスやノマドワーカーには嬉しいポイントです。 浜松市街を一望できるカフェで本を読んだりPC作業をしたりするだけで、最高の気分転換になりますよ。 リーズナブルな家賃で快適な環境に住める 地方在住フリーランスは自宅で仕事をする方も多いですよね。 私も在宅ワーカーなので、快適に過ごせる家選びにはこだわりました。 駅からの距離やコンビニの有無も重要なポイントです。 小学生の娘がいるワーキングマザーでもある私は、子供の通う小学校までの距離や通学路の安全性も気になりました。 さらに自分の生活に合う物件を選ぶ際には「家賃がいくらなのか」も外せません。 家賃は毎月かかる固定費なので、少しでも安いほうが嬉しいもの。 浜松は都心に比べると家賃が安く、ワンルームであれば3~4万円で借りられます。 ファミリー物件も、10万円前後からそろっています。 (ちなみに東京都渋谷区のファミリー物件の家賃は30万円以上……) 現在私は子供の小学校から徒歩5分、駅までは歩いて10分ちょっと、そしてコンビニは目の前という物件で生活中です。 「この暮らしは、都心ではなかなか手に入らないよね」と地方在住フリーランスの生活を満喫しています。 東京、大阪へも新幹線で約1時間半 浜松駅には東海道新幹線が停車するため、東京にも大阪にも約1時間半で行くことができます。 私はリモートワークで仕事をしていますが、定期的に東京のクライアントさんを訪問して打合せをしています。 東京や大阪に行くことで、トレンドを自分の目で確かめたりクライアントさんと直接話をしたりできるため、とても良い刺激になっています。 確かに距離はありますが、新幹線なら移動はあっという間なところも嬉しいですね。 子供が大きくなるころには、都心と地方の両方で活躍できる「2拠点フリーランス」になることが私の目標です。 そのため都心へのアクセスが便利な浜松は、私にとって最適な場所なのです。 最後に 今回は私が暮らす浜松の魅力を、地方在住フリーランスの視点からご紹介しました。 移住を考えるときには自分の目指す暮らし方をイメージして、交通の利便性や商業施設の有無、自然環境との近さをリサーチしてみましょう。 「地方は不便かもしれない」と不安を感じていても、実際に暮らしてみると意外と都心と変わらない生活ができるものです。 家賃の安さや人混みが少ないことなど、地方のメリットもたくさんあります。 本格的な移住をする前に、お試しで短期間暮らしてみるのもおすすめです。 生活をしてみることで、本当に自分に合う土地かどうかがわかりますよ。

【宮崎県児湯郡新富町】二川智南美さんが直感で選んだ移住先が最高だった話 #移住者に聞いてみた

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今回の移住者に聞いてみたでは、宮崎県児湯郡新富町(こゆぐんしんとみちょう)在住の二川智南美(ふたがわちなみ)さんにお話を伺いました。 20代後半に差しかかり将来を考えた二川さんは、偶然と直感、そして行動力を基にして移住を決断しました。移住を視野に入れながらも移住地に迷っている人へ、一歩を踏み出すヒントがあります。 地域の魅力を再発見する広報誌をつくる ー現在のお仕事について教えてください。 地域おこし協力隊として新富町役場の総務課に所属し、広報誌『広報しんとみ』の制作に関わる業務全般を担っています。企画構成から、取材、編集、ライティング、写真撮影、誌面のデザインまで、幅広い業務を担当しています。 ーいつから広報誌のお仕事をされているのですか? 移住後の2019年9月からです。外からの目線で地域に埋もれた魅力を引き出したり、地域で頑張る人々とその背景にある気持ちを伝えたり、新富町の魅力が伝わるように日々改良を重ねています。この仕事は、掲載される側と読者の両者の反応を身近に感じられるので、とてもやりがいがあります。仕事を始めてから1年半以上経ちましたが、新富町は伝えたい魅力が尽きません。 1本の映画が気付かせてくれた移住への本当の気持ち ー地域愛を持って仕事をされていますが、以前はどのような仕事をされていたのですか? 東京の編集プロダクションで5年半編集者として働いていました。ライターやデザイナーへのディレクションを中心に、企画構成やライティングの経験があり、その経験が今の仕事に活きていると感じます。ただ、勤務が終電まで続くことも多く、体力面や精神面で将来を不安に感じることもありました。 ー移住を考えるきっかけがあれば教えてください。 あるとき、旅行先で「おだやかな革命」という映画を観たことです。地域のために地道に努力を重ねる人の姿に魅せられ、「地域で頑張る人や地域の魅力を盛り立てたい!」と移住への決意が固まりました。 ー映画の他にも移住を検討する理由はありましたか? はい。まず、20代後半になり将来の働き方や住む場所について考え始めました。都会で身を粉にして働き続けることへの不安と、自分が育った群馬県の田舎のように、自然のある場所で子育てをしたい気持ちがありました。また、大学で俳句を専攻していたこともあり、「季節の移ろい」を感じられる場所で生活したかったことも理由のひとつです。 経験に裏付けられた直感が導いた移住 ー何がきっかけで新富町への移住につながったのですか? 映画をみた後、偶然友人から誘われた『南九州移住ドラフト会議』への参加が契機になりました。移住を検討し始めたものの、移住地は模索状態。これまでに縁のない場所との出会いを望んでいた自分にとっては助かりました。 ー「南九州移住ドラフト会議」では何があったのですか? 面談や自己PRを経て、球団の新富町(『地域商社こゆ財団』)から1位指名をいただきました。新富町の人とは本指名の直前にある交流会で意気投合したものの、当時は新富町の場所も知りませんでした。そもそも移住先を決めるというよりも、移住に向けた第一歩として、地域の人物と関わるために参加したので・・・。 ードラフト会議が新富町への移住の決定打だったのですか? いえ、指名後に10日間ほど新富町を含めた宮崎の地域を巡った旅行が決め手でした。旅好きで国内各地を訪れていたなか、直感的に住んでみたいと思ったのは新富町が初めてだったんです。新富町では、『地域商社こゆ財団』のはからいで地域課題を解決するワークショップに参加し、観光資源や人の話を聞く機会がありました。そこで、新富町の新しい風を受け入れる姿勢と地域の魅力を体感し、すっかり新富町の虜になってしまいました。 ー新富町には、二川さんが移住先に求める環境が備わっていたのですね。 そうですね。私は、出身地と似た人口2万人前後の規模感に惹かれました。地元とよく似た場所で、育った経験から移住後の生活がリアルに想像できたことが「住みたい」につながったと思います。 後悔しないためには行動が大事 ー新富町の魅力を教えてください。 まずは、日本有数の農業地域で野菜が美味しいことですね。また、神楽や神話といった伝統があるほか、ウミガメが産卵にくる豊かな砂浜もあります。航空自衛隊の基地がある背景から外部者を寛容に受け入れる土壌と、伝統を守りつつ時代に応じた変化に挑戦できる風土も魅力です。地方ですが、都心から遅れているような感覚もありません。 ーその当時付き合いたてだった彼氏さんと一緒に移住したと聞きました。どのように説得されましたか? 彼との交際はドラフト会議で本指名を受ける1週間前から。初デートが新富町だったんですが、そこで私の移住の意思が固まってしまったので、移住をしたい気持ちと新富町の魅力を伝えて説得を繰り返し、二人で移住しようという結論に至りました。いつかは地方で暮らしたいと考えていた彼でしたが、本人も想定より早い移住になったようです。 ー移住して実現できたことはありますか? 仕事は忙しいものの日が明るいうちに帰宅でき、ライフワークバランスも保てるようになりました。距離感が良く、知らない人ともすぐに会話が生まれます。建物で遮られない空や季節の移ろいを感じられる自然、都市部にすぐ出られる立地にも満足しています。 ー仕事もプライベートも好調ですね。逆に困ったことはありますか? 交通アクセスが良くないので、実家に帰るのが大変なことぐらいです。とはいえ、東京ではできないこと(きゅうり収穫など)を体験できる環境があるため、日々充実していますよ。 ーありがとうございます。移住を検討している人へのメッセージをお願いします。 移住をするときは、実際の暮らしを事前に感じてみることが重要です。気になる土地へ行く、その土地の中心人物を探すなど、まずは行動しましょう。後悔しない移住をするためには、移住後の生活をつかむことが大切。自分の譲れないものは何かなども考えて、後悔しない移住を実現させてくださいね。 ▼二川智南美さんへの移住相談はこちらから https://flato.jp/users/345/profile ▼flatoはこちらからアクセス https://flato.jp/ インタビュー:ぱーこ 文:矢井田千秋 編集:西本友

【福岡県福岡市】木村公洋さんが語る、移住先の人と移住前からつながる重要性 #移住者に聞いてみた

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今回の移住者に聞いてみたでは、福岡県福岡市在住の木村公洋(きむらきみひろ)さん(Twitter)にお話を伺いました。 東京で育った木村さんが移住先に選んだのは、地方都市である福岡市でした。移住前につながりを作ったことで、不安のない移住が実現。地方都市への移住を考える人の参考になること間違いなしです。 東京での仕事を手放し福岡へ ー現在のお仕事について教えてください。 主にライターとして、大手企業のWebメディアから個人のポートフォリオに載せる文章まで、取材を通して「想い」を言語化する仕事をしています。他にも、スタートアップ企業を支援するプログラムのメンター(アドバイザー)や、クラウドファンディングのプロデューサーとして共感を得る文章の作成など、人に関わる仕事が多いですね。 ー仕事や仕事環境は移住前と変わりましたか? はい。元々は放送作家としてテレビ・ラジオの報道・情報番組の企画構成、クイズ番組の問題を作成していました。ただ、2019年秋にはテレビの報道の仕事を辞め、7年間続けたラジオ局での仕事も移住を機に辞めました。 ー仕事を辞めてまで移住しようと思ったのですか? そうですね。ラジオ局での仕事だけが現地へ行く必要がありましたが、ライターの仕事がオンラインで完結できていたんです。「あれ、東京で暮らす意味ってないのかも」と、だんだんと移住の気持ちが固まっていき、「今こそ仕事環境を変える機会」と腹を括って2020年秋にラジオの仕事を辞め、放送作家の看板も外すことにしました。これで移住への勢いもつきましたね。 飲み会のために東京と地方を往復して得られた縁 ー移住を考えはじめたきっかけを教えてください。 飲み会でのご縁がきっかけです。数年前から、友人に誘われた飲み会のためだけに、東京から飛行機に乗って地方を往復していました。フットワークの軽い自分が好きで、飲み会目的の長距離移動も話のネタになると思って参加していたんです。何度か福岡での飲み会に参加し、おもしろい人たちとのつながりや知り合いが増えるなかで、「いつかは移住したい」と考えるようになっていました。 ー移住を本格的に決めたのはいつごろですか? 取材が全てオンラインになった2020年3月頃です。高い家賃を払っているのに、家とラジオ局との往復しかしていないことに気づき、「東京じゃなくてもいいな」と感じて移住を決めました。 ー仕事が大きなきっかけだったのですね。何を基準に移住先を探しましたか? 東京までのアクセスが良く、日常生活の利便性が高い地方都市を軸に探しました。僕は東京で育ち、車のない生活が基本。今も運転免許を持っていませんし、便利な都会が好きです。また、気軽に人に会える場所に住みたいと考えていました。福岡市であればすでに人とのつながりがあり、都会の割に家賃が安かったことにも惹かれましたね。 ーなぜ東京へのアクセスを重視したのですか? いきつけの美容室が東京にあり、月1回程度は上京する必要がありました。僕の髪型を20年間任せている美容師さんがいるため、美容室は変えたくなかったんです。それに、ほとんどの情報はインターネットで収集できますが、直接会うことでしか得られない情報もあります。東京に知人が多いので、そのタイミングで人と会ったり仕事ができるといいなと思いました。 ーそれでラジオ局での仕事も辞め、移住に向けて動き始めたのですか? そうです。福岡市での住居を探し始めたのは仕事を辞めてから。中洲や天神などの繁華街で探し、知人に紹介してもらった不動産屋さんのおすすめ物件に決めました。11月中旬に東京の荷物をまとめ、下旬には引っ越しました。 福岡の魅力は「人」と「利便性」 ー移住前の不安や移住後に困ったことはありましたか? 移住するまでに相談できる人間関係ができていたため、困ったことはありませんでした。また、移住後も人とのつながりを作れる自信があったことから、不安もなかったです。 ー良い人間関係が安心につながったのですね。福岡市の魅力を教えてください。 まず、コンパクトな町で交通の便が良いことです。自宅から繁華街の天神までは徒歩圏内で利便性が高い。かつ、東京と比べてタクシーの料金が安く、夜も終電を気にせずに過ごせるようになりました。生活コストが低いことも魅力ですね。 ー実際に住んでみてどんなことを感じましたか? 福岡の時間の流れは、東京に比べてゆっくりだと感じました。東京にいたときは、異様な早さで時間が流れていたと感じます。僕自身は、移住してからスケジュールにゆとりを持つようになり、自由な時間や自分に向き合う時間も増えました。自分の体感では、睡眠の質もあがって体調も良くなりました。今では福岡市をホームと思えるようになっていますし、東京から福岡に戻ってきたときにホッとする自分がいるんです。 移住前から「人」とのつながりを ー移住前後で、人との関わり方は変わりましたか? 時間に余裕ができたので、人と会う機会を増やすようにしました。どこに住んでいても変わらず大切なのは、人とのつながりです。人との出会いが経験値を上げ刺激を生むと思っているからです。そのため、仕事でもプライベートでも人からの誘いや出会いの機会を逃さないよう、オンラインだけでなく対面で会う機会を作るように心がけていますね。 ー移住を検討している人へのメッセージをお願いします。 僕は、移住先を選ぶ決め手は「人」だと考えているため、移住前から人との関係を作ることをおすすめしています。どのぐらいの人とつながりがあるのか振り返ってみて、なければ作っていきましょう。移住先でも相手の行動を待たずに自分から溶け込む努力が必要です。 ーありがとうございます。木村さんは移住検討者のどのような相談に乗ってくれますか? 人との関係作りについては相談に乗れます。人は考え方も価値観も多様であることを理解して、決して相手を否定しないことが大切です。すぐに距離感を縮めたい気持ちも分かりますが、まずは心地の良い距離から少しずつ縮めてくださいね。 ▼木村公洋さんへの移住相談はこちらから https://flato.jp/users/348/profile ▼flatoはこちらからアクセス https://flato.jp/ インタビュー:ぱーこ 文:矢井田千秋 編集:西本友

【福岡県福津市】理想の子育てを実現!小関美穂さんに聞く「子育て移住計画」 #移住者に聞いてみた

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今回の移住者に聞いてみたでは、福岡県福津市在住の小関美穂(こせきみほ)さん(Twitter)にお話を伺いました。 ファミリー世代である小関さんの移住は、Uターンを希望する旦那さんがきっかけでした。子育て移住を成功させるための入念な移住計画は、ファミリーで移住を検討している人の参考になること間違いなしです。 移住を見据えたキャリア形成 ー現在のお仕事について教えてください。 株式会社allpersonalという会社で、事業の業務効率化と生産性向上を担う『Chief Productivity Officer|最高生産性責任者』としてフルリモートで勤務しています。以前はフリーランスとして関わっていましたが、現在は正社員として働いています。 ー小関さんは、メイクから人事と大きくジョブチェンジをされたと聞きました。人事の仕事はいつから始めたのですか? 2011年の春です。メイクの仕事は新社会人の時に、美容部員としてスタートしましたが、メイク関係の最後のキャリアはクリエイターのマネージャーでした。メイクアップ、ヘア、スタイリスト、フォトグラファー、ネイリストなどのクリエイターの夢をどのように叶えるかという戦略設計を二人三脚で取り組み、人が成長する姿を間近で見たとき、人事の仕事に興味を持ったんです。 ーメイクの仕事からどのようにキャリアを積んだのですか? 1つ目の会社には派遣社員として入社。最初に雇用形態にこだわらなかったことで、人事経験を順調に積むことができたと思っています。2021年2月からフリーランスとして業務委託を請け負ってましたが、現在の会社には移住のことも伝えたうえで、社員として入社しました。 ーフリーランスに転向したあと、すぐ正社員に戻ったのはなぜですか? 正社員になった理由はいくつかあります。一番大きな理由は、自分が地域でやりたいと思ったことと、誘っていただいた会社でやれることがシンクロすると感じたことです。 ほかにも、フルリモートで仕事ができたり、子どもが今年4月から入園し仕事の時間を確保できたこと。注文住宅を契約し、住宅ローンを組むためには正社員が有利だと思ったこと、などです。   十分な準備と思い切りで実現した移住 ー移住を検討し始めたきっかけを教えてください。 2018年頃、夫が実家のある福岡県福津市へのUターンを希望したことがきっかけです。移住前は千葉に住んでいました。子育ては自然の中でしたいという考えがあり、私自身が福岡に2年間住んだ経験から、また住みたいという気持ちも強かったですね。 ー移住への準備はいつから、どんなことをされていたのですか? 夫がUターン希望を伝えたタイミングから準備を始めました。移住を実現するために身に着けるべきスキルは何か、職種的な市場はどうかなど、人を紹介いただいて色んなお話を伺いました。その中で仕事や住む場所について調べたり、引越しの時期や費用、子供の入園に伴う手続きなどを徹底的に調べたり。どうすればコストを低く抑えられるかを考え、着々と準備していました。 ー実際に移住をするにあたって、不安なことはありましたか? 関東と比較した情報格差、教育格差、希望のタイミングで保育園に入れるかが気になってはいました。現在ではオンライン化が進んだこともあり、さほど問題ないと感じています。色々検討しましたが、最後は思い切りで移住に踏み切れたところもありました。 ー移住する際に家を買うことは決めていたのですか? いえ、移住前は賃貸か建売住宅にするか悩んでいました。夫婦でフルリモートワークのため、各自の個室があることが必須の条件だったんです。納得できる物件はなかなか見つかりませんでしたが、ご縁が重なり、年内に注文住宅が建つ運びとなりました。 ー理想の生活のためには、注文住宅が最適だったということですね。 はい。建売住宅をいくつか見学するなかで、気に入った工務店と分譲地に出会いました。関東では考えられない広さと価格の家だったので、思い切って購入しました。 理想の子育てができる福津市 ー福津市に住みたいと思った理由はなんですか? 理想の子育てを実践したいと思ったからです。子どもには、自立した人に育ってほしいと思っています。自立できる人は「挑戦できる人」だと考えていて、挑戦するためには自己肯定感が必要です。福津市では、学校運営に地域が参加するコミュニティスクールや、地域自治の仕組みの「郷づくり」など多世代の人と触れあえる環境があります。多様性を認め合える環境で自分を確立できたら、揺るぎない自己肯定感が育つのではないかと思いました。 ー福津市が自分の理想の子育てができる場所だとわかったのですね。 そうですね。また、福津市は海上貿易と塩田で繁栄した街なので、よそ者を受け入れる文化があります。転入者がどんどん増えていて、30〜40代のファミリー世代が多いという土壌も、子育てにとってメリットだと思いました。 ー福津市の魅力を教えてください。 山や海といった豊かな自然が全部揃う環境と、博多まで30分という立地の良さです。ウミガメが産卵するほど綺麗な水質の海があり、22kmにも及ぶ海岸線の景色に魅せられて移住する方もいると聞きました。遠浅の海で、条件が揃えばウユニ塩湖のような『かがみのうみ』を見ることもできます。ほかにも、漁港では新鮮な魚が手に入り、野菜も地産地消でおいしく頂けます。広い家に住むことができるのも魅力ですね。 少しずつ調べれば移住の不安は解消される ー実際に移住してみて気づいたことはありますか? 毎日海や山を見れるので、落ち着いて過ごせることですね。子どものお迎えに行ったときに、夕日がきれいだなと思ったら浜に行ける距離に住めるのは贅沢だと思います。また、私も夫も仕事がフルリモートで通勤時間がないため、家族の時間をしっかり取れるようになりました。 ーありがとうございます。移住を検討している人へのメッセージをお願いします。 リモートワークが増えている世の中で、都会に住む理由がなくなってきた方も多いのではと思います。自分の幸せを追求して移住をすると、生活の質が大幅に向上すると感じています。移住を検討している方は、自治体が展開する移住支援のサービスを調べてみてはいかがでしょうか?子どもがいる家庭でいきなりの移住は難しいですが、少しずつ調査すれば必ず乗り越えられると思います。 ー最後に、小関さんなら移住検討者のどのような相談に乗れますか? 移住者とのつながりが多くあるので、私が架け橋となることができます。また、キャリアコンサルタントの資格と経験を活かして、転職などで悩んでいる方の力にもなれると思います。   ▼小関美穂さんへの移住相談はこちらから https://flato.jp/users/347/profile ▼flatoはこちらからアクセス https://flato.jp/ インタビュー:ぱーこ 文:矢井田千秋 編集:西本友